かつて2019年にFC東京でプレーした韓国代表MFナ・サンホ(26)が、韓国Kリーグ1(1部)のFCソウルの新主将に就任した。
FCソウルは8月12日、クラブ公式SNSを通じて「選手団変化のためにリーダー陣を改編しました」と発表。
新主将としてナ・サンホ、副主将として元V・ファーレン長崎のDFイ・サンミン(24)のほか、DFキム・ジンヤ(24)、DFユン・ジョンギュ(24)、FWチョ・ヨンウク(23)の4人を選出したことを伝えた。
FCソウルは開幕前、2022シーズンのリーダー陣として主将に元韓国代表MFキ・ソンヨン(33)、副主将にナ・サンホとGKヤン・ハンビン(30)を指名していた。特にキ・ソンヨンは2021シーズンに続き2季連続で主将を務めていたが、今回、ナ・サンホがその役目を引き継ぐことになった。
「これまでリーダー陣として献身してきたキ・ソンヨン選手とヤン・ハンビン選手は、新しいリーダー陣を助け、チームのベテランとしての責任と役割を続けていきます」と伝えたFCソウルは、最後に「キ・ソンヨン選手、ヤン・ハンビン選手と新リーダー陣に、ファンの皆様の惜しみない応援をお願いします」と締めくくった。
1996年8月12日生まれのナ・サンホは光州(クァンジュ)FC下部組織出身。2017年にトップチームでプロデビューした後、背番号10を付けた2018年はKリーグ2(2部)で31試合16ゴール1アシストの活躍を見せ、得点王、年間ベストイレブン、年間MVPの3冠を達成した。
翌2019年はJ1リーグのFC東京に移籍し、リーグ戦通算25試合2ゴールを記録。2020年は城南(ソンナム)FCに半年間レンタル移籍し、2021年に完全移籍でFCソウルに加入した。今季はリーグ戦20試合に出場して7ゴール3アシストと、チーム最多得点の活躍を披露している。
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