光州(クァンジュ)で行われた水泳世界選手権で2冠を達成した日本の“水泳スター”瀬戸大也が、近いうちに韓国でパク・テファンとの合同練習を計画しているという。
『スポニチアネックス』などの日本メディアは8月2日、瀬戸が8月中旬に韓国でパク・テファンと合同練習を計画していると報じた。
瀬戸は8月2~4日に行われる国際水泳連盟(FINA)スイミングワールドカップ2019東京大会の男子個人メドレー400mを終えた後、2週間の休息に入る。その後、2020東京五輪に向けて本格的に準備するためにトレーニングを再開する。
瀬戸は「8月19日よりも前に韓国に入り、パク・テファンと一緒に練習することを考えている」と述べた。
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パク・テファン側によると、瀬戸から1~2日軽く練習しようという提案を受け、パク・テファンが承諾したという。瀬戸は先の世界選手権男子個人メドレー200mと400mで金メダルを獲得し、2冠王になった。またバタフライ200mで銀メダルを獲得している。
個人メドレー200mでは、アメリカ選手の9回連続優勝を阻止した。個人メドレー400mでは、4年ぶりの頂上奪還と通算3度目の優勝を成し遂げた。日本水泳連盟は、世界選手権個人種目1位の選手に東京五輪の出場権を与える。瀬戸は個人メドレー200mと400mで、来年のオリンピック出場を予約した。
個人メドレーは1人の選手がバタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、自由形の順番でレースを繰り広げる種目。日本は伝統的に、この種目に強い。
『スポニチアネックス』は、パク・テファンが2008年北京五輪の男子自由形400m金メダリストであることに言及し、「個人メドレー最終泳法の自由形は強化ポイントで、韓国の英雄から泳ぎを学ぶ意向だ」と伝えた。
瀬戸はガールグループ「少女時代」ユナの熱心なファンで、韓国でもよく知られている選手だ。
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