7月17日に、「アミノバイタル®」カップ2022第11回関東大学サッカートーナメント大会の3回戦が行われた。
勝てば総理大臣杯出場権を得られるこの試合、明治大学は順天堂大学に先制を許し、後半アディショナルタイムを迎える。
「明治の地力の強さを見せられたゲームだった。あの時間帯にみんなの執念が、得点につながった」とは、明治大学の栗田大輔監督。田中禅のゴールで同点に追いつき、試合は延長戦に。
システムを変えた後半の途中から「点がほしくて、できるだけゴールの近くでプレーすることを心掛けていた」という木村卓斗が、延長後半に逆転ゴールを決める。「明治でやってることを自信もってやれれば、後半相手が疲れてきた時に、自分たちの地力が出てくる。それを実現するように練習している」と延長の逆転劇を説明した。
結果、延長までもつれた戦いを2-1で制した明治大学が、総理大臣杯出場を決めた。
(文=玉 昌浩)
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