21世紀のメジャー最優秀防御率!! 記録訂正でリュ・ヒョンジンの防御率「1.53」に

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新しい歴史を作っている。

レギュラーシーズン終了を2カ月残した時点で、リュ・ヒョンジン(ロサンゼルス・ドジャース)の防御率が1.53となり、34年ぶりの大記録となった。

メジャーリーグ(MLB)事務局は8月2日(日本時間)、去る7月15日のドジャース対ボストン・レッドソックス戦の記録を訂正した。当初、リュ・ヒョンジンの記録は7イニング失点2、自責点2だったが、ドジャースの記録訂正の要求が受け入られて7イニング2失点(自責点なし)となった。

当時の状況を振り返ろう。

リュ・ヒョンジンは1回裏、2死満塁でアンドリュー・ベニンテンディをショートゴロで討ち取ったかに思えたが、ドジャースのショートであるクリス・テイラーの1塁送球が正確に行われなかった。ファーストのデビッド・フリースもまた、捕ることができなくもないテイラーの送球を上手く処理することができなかった。

これによってレッドソックスの3塁走者と2塁走者がホームベースを踏み、アンドリュー・ベニンテンディのショートゴロは内野安打と記録された。

ドジャースは試合後、MLB事務局に記録の訂正を要請した。ドジャースは内野安打ではなく、ドジャース内野陣のエラーが失点の原因となったため、リュ・ヒョンジンの防御率を修正しなければならないと判断したわけだ。

そして約2週間後にMLB事務局がドジャースの要求を受け入れながら、リュ・ヒョンジンの失点は自責点ではなくなった。公式記録は、テイラーの送球エラーとなった。

記録が訂正されたことで、リュ・ヒョンジンの今季防御率は1.53にまで下がった。すでに防御率部門でリーグ1位を守っている状況で、このまま行けば21世紀の最小防御率を達成することになる。

(写真=ドジャース公式Twitter)​​​​​リュ・ヒョンジン

アメリカの野球専門メディア『ベースボール・アメリカ』によると、リュ・ヒョンジンの防御率1.53は、1985年にドワイト・グッデン以来34年ぶりとなる最小防御率だ。当時メジャー2年目だったグッデンは24勝4敗、防御率1.53と大活躍し、サイ・ヤング賞を受賞している。

また同メディアは、「リュ・ヒョンジンの防御率は1999、2000年のペドロ・マルティネス、1994、1995年のグレッグ・マダックスよりも低い。ロジャー・クレメンスさえ、リュ・ヒョンジンの防御率に到達したことがない。リュ・ヒョンジンは、偉大な歴史を作っているのだ」と評価した。

【関連】“ア・リーグ最高の打者”が驚愕したリュ・ヒョンジンの「進化」とは

ペドロ・マルティネスの自己最小防御率は、2000年に記録した1.74。グレッグ・マダックスは、1994年に記録した1.56である。ロジャー・クレメンスは2005年、防御率1.87が自己最小防御率だ。

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