“ヘディング禁止令”が発動したクォン・チャンフン、その理由は?

2019年07月04日 サッカー #欧州サッカー
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フライブルクに入団してドイツ・ブンデスリーガに進出したクォン・チャンフンに、クラブ側が“ヘディング禁止令”を出した。

入団から2週間、クォン・チャンフンには練習中にヘディングをさせないとのことだ。

クォン・チャンフンはフライブルクに入団し、新たな場所で結果を出すためにトレーニングに励んでいる。フライブルクは、クォン・チャンフンが2017年1月にフランス1部リーグのディジョンを通じてヨーロッパ進出を果たしたときも、彼にラブコールを送ったクラブのひとつだ。

クォン・チャンフンのエージェンシーであるWOUL Sportsの関係者は、「ディジョンとフライブルクは属している国は違うが、かなり距離が近い(直線距離200km)。そのためか、フライブルクはクォン・チャンフンの試合を見るために、よくディジョンに来ていた。昨年、アキレス腱の手術を受けたあとも継続して関心を持って見守っていた」と述べた。

実際にクォン・チャンフンは最近1カ月間、負傷に悩まされた。5月31日に行われたリーグ・アン・降格プレーオフ第1戦となったランス戦で、後半36分に劇的な同点ゴールを決めたが、その過程で相手選手とぶつかって着地の際に首を痛めたのだ。

精密検査の結果、首の微細骨折であることが明らかになった。クォン・チャンフンはその後の第2戦に出場せず、6月の韓国代表Aマッチ2連戦のメンバーからも外れた。

(写真=フライブルク公式SNS)チョン・ウヨン(右)とトレーニングに励むクォン・チャンフン(右2)

それを知るフライブルクは、クォン・チャンフンの“首の保護”に乗り出したのだ。特に首を使う必要があるヘディングは禁止となった。

WOUL Sports側は「入団後2週間はヘディングしてはならないと言っていた」とし、「しかしサッカーに全力投球するクォン・チャンフンは、本能的にヘディングをしたことがある。クラブ側が驚いて“もうしては駄目だ”とお願いした」と述べた。

サッカー界では、クォン・チャンフンはフランスよりもドイツのほうがより実力を発揮しやすいはずと分析している。ブンデスリーガは、ある程度スペースを空けて攻勢を繰り広げる傾向が強い。ゴールもたくさん生まれ、上位2~3クラブを除けば戦力が等しい。

【関連】ブンデスリーガに10人近く…韓国人サッカー選手がドイツに渡る理由

また、アフリカ出身の選手が多くフィジカルと体力中心のフランスよりも、クォン・チャンフンが追求する技術のサッカーを行ううえでもぴったりだと思われる。

アジア選手が少ないフランスよりも、韓国や日本、イラン人選手が歓迎されるブンデスリーガの雰囲気も、フライブルクに入団したクォン・チャンフンの早い適応を後押しする要素だ。

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