韓国Kリーグ1(1部)の大邱(テグ)FCは3月24日、ブラジル人FWエジガル(35)との契約解除を発表した。
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1987年1月生まれのエジガルは、身長191センチと優れた体格を誇る大型ストライカー。2018年にレンタル移籍で大邱FCに加入した後、翌2019年から完全移籍に切り替わり、今季まで活躍を続けてきた。Kリーグでの通算記録は95試合35ゴール15アシスト。
今シーズンのエジガルは開幕から無得点が続いていたが、去る3月11日のKリーグ1第5節城南(ソンナム)FC戦で初ゴールをマーク。同節のMVPに選ばれるなど、さらなる活躍が期待されていた。
しかし、15日に行われたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフのブリーラム・ユナイテッド戦で左アキレス腱断裂の重傷を負い、今シーズン絶望が確定。このため、大邱FCは契約解除を決定し、エジガルは母国ブラジルに帰国して治療を行うことになった。
大邱FCによると、チームメイトや役員たちは前日(23日)午後にエジガルと別れの挨拶をしたという。大邱FCは「これまで大邱FCとともにクラブの新たな歴史を築いてくれたエジガルに感謝の気持ちを伝え、エジガルの健康とDGB大邱銀行パークで再会できる日のために応援してください」とファンにメッセージを伝えた。
来る4月15日からはACLグループステージを控える大邱FC。浦和レッズ(日本)、山東泰山(中国)、ライオン・シティ・セーラーズ(シンガポール)と難敵がそろうなか、経験豊富なストライカーを失うことになってしまった。
なお、大邱FCはエジガルとの契約解除により、彼に代わる新たな外国人ストライカーの獲得を検討しているという。
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