グローバルスポーツブランドのアディダスが、今年で114周年を迎える国際女性デー（3月8日）を記念し、韓国の女子フィギュアスケート選手ユ・ヨン（17）とともに、自分だけの可能性で世界を変えるすべての女性に向けた応援メッセージを伝えた。
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ユ・ヨンは先月行われた北京冬季五輪で自身初となるオリンピック出場を果たした。ユ・ヨンは韓国の女子フィギュア選手として初めてトリプルアクセルを成功させるなど、五輪の舞台で自身に満ち溢れた渾身の演技を披露し、自分だけの新たな可能性を示した。
「多くの少女たちがそうだったように、私も母の手を握り、初めて訪れたアイスリンクで“第2のキム・ヨナ選手”を夢見て選手生活を始めました」というユ・ヨン。
「一人の女性アスリートが私のフィギュア人生の始まりとなりました。毎日繰り返される練習のなかで数えきれないほど転び、時には諦めたくなるときもありました。それでも、母の無限のサポートと献身があったからこそ、持ちこたえることができました」と語る。
また、「母は誰よりも私の可能性を信じていたので、私もどんな挑戦にもポジティブなマインドで臨むことができ、初のオリンピックでも不可能だと思ったトリプルアクセルに挑戦し、成功することができました。私のストーリーを通じて、誰もが自分だけの可能性を見出せることを願っています」と付け加えた。
現在、グローバルブランドキャンペーン「Impossible Is Nothing」（「不可能」なんて、ありえない。）を展開しているアディダス。女性たちがスポーツの内外で経験する先入観と不平等、精神的・身体的限界、慣習などさまざまな障壁を取り除き、不可能に挑戦しながら自分だけの可能性を作っていけるよう、女性のスポーツプログラムとコミュニティに対し惜しみないサポートを拡大している。
また、2022年のUEFA女子チャンピオンズリーグや女子EUROなど、女性のための主要スポーツリーグやトーナメントの後援、韓国国内ではSBSスポーツバラエティ『ゴールを叩く彼女たち』（原題）のような女性スポーツ番組への後援と協業、そしてAR SEOUL（アディダスランナーズ・ソウル）コミュニティ活動を通じて、さまざまな年齢層と幅広い分野の女性スポーツコミュニティに対する支援を強化していく予定だ。
女性の運動をサポートするための革新的な新製品を世に送り出しているアディダス。代表的な製品では、3年間の研究の末、女性の多様な体系及び運動スタイル別の動作に最適化された、スタイルとフィットを提供するスポーツブラコレクション、男性とは異なる女性ランナーのかかとの幅、歩行周期などを細心に考慮し、女性の足に最適化されたランニングシューズなどがある。
アディダスは「今後も継続的な研究と製品開発を通じて、女性スポーツコミュニティのための多様な活動を展開する予定だ」と明らかにした。
（記事提供＝OSEN）
◇ユ・ヨン プロフィール
2004年5月27日生まれ。韓国・ソウル出身。身長165cm。大韓民国のフィギュアスケート選手。東南アジアで事業を展開する父親の影響で1歳の頃からシンガポールで育ち、フィギュアをするため2013年に母と韓国に帰国。2019-2020シーズンからシニアに参戦すると、デビュー戦となったGPシリーズ第2戦のスケート・カナダで韓国人女子選手で初めてトリプルアクセルを成功させ、注目を集めた。“キム・ヨナの後継者”と呼ばれており、ユ・ヨン自身もキム・ヨナに憧れてスケートを始め、日本人コーチのもとで技量を磨いている。
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