韓国Kリーグ1(1部)の蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)が、動画配信アプリ「KT Seezn」から制作支援を受け、大好評を博した自主制作ドキュメンタリー『青い波』(原題)を2022シーズンも制作することで決定した。
蔚山現代は昨季、チーム内や選手のありのままの様子を伝え、Kリーグに新たな映像コンテンツトレンドとストーリーを量産したドキュメンタリー『青い波』をクラブ公式YouTubeチャンネルで公開。
その後、『青い波』は韓国のプロスポーツチームとして初めてOTT(オンライン動画配信サービス)「Watcha」でも配信。初公開日、週末には「Watcha」内テレビ番組2位を記録すると、2021年10月には視聴率上位5%内に入り、Kリーグ映像コンテンツの競争力を見せつけた。
2022シーズンの蔚山現代を映し出す『青い波2』は、韓国のプロスポーツチームとして初めて「KT seezn」からの外部制作支援を受けて制作される。
シーズン中に公開される“リアルタイム・ドキュメンタリー”として制作され、毎月1話ずつ更新される『青い波2』は、一般編と拡張版の2種類に分けて制作、公開される。
一般編は蔚山現代のクラブ公式YouTubeチャンネルで視聴することができ、一般編よりも1週早く公開される拡張版は「KT seezn」で視聴することができる。
今回の蔚山現代と「KT seezn」のコラボレーションは、韓国プロスポーツの映像コンテンツの可能性を改めて証明する事例となった。『青い波2』はクラブ外部からの支援を受ける韓国プロスポーツの映像物のなかで、最も初めに公開されるコンテンツであるため、多くの関心を集めている。
『青い波2』の初回エピソードは、来る2月18日午後6時に「KT seezn」で拡張版が公開される。
初回エピソードでは2022シーズンに向けて準備する選手の姿が写し出されており、元ガンバ大阪の韓国代表DFキム・ヨングォン(31)や、元韓国代表FWパク・チュヨン(36)のインタビューが公開される。
また、昨季までチームの主力を担った選手たちの移籍の裏側や、ホン・ミョンボ監督の思い、そしてキャプテンの元韓国代表MFイ・チョンヨン(33)の覚悟を観ることができる。
「KT seezn」で公開される拡張版は、YouTubeチャンネルで公開される一般編よりも約5~10分長く放送される予定だ。
今季の蔚山現代では、横浜F・マリノスからレンタル移籍で加入した元日本代表MF天野純(30)もプレーする。それだけに、今後のエピソードでは天野の登場も見られるかもしれない。
なお、2022シーズンのKリーグ1は来る2月19日に開幕。蔚山現代は翌20日、ホームの蔚山文殊サッカー競技場で昇格組の金泉尚武(キムチョン・サンム)と対戦する。
(記事提供=OSEN)
前へ
次へ