今年から米国女子ツアーに参戦した韓国人ゴルファー、チェ・ヘジン(22)がデビュー戦をトップ10で終えて“ブレイク”を予告した。
チェ・ヘジンは、1月28日から31日(日本時間)にかけて米フロリダ州のボカリオGCで行われた「ゲインブリッジLPGA」を、通算6アンダーの「282」、8位タイで終えた。
第1ラウンドで6バーディ・1ボギーと好スタートを切ったチェ・ヘジンは、第2ラウンドで2バーディ・2ボギー、第3ラウンドで3バーディ・4ボギーとし、最終ラウンドは4バーディ・2ボギーを記録。4日間通してトップ10以内をキープする善戦を披露した。
大会後、チェ・ヘジンは「残念な部分も多かったが、全体的に満足した。とても楽しくプレーできた1週間だった」とし、「ルーキーとして初の大会だったが、始まる前までは心配な部分もあった反面、上手くやりたい気持ちもあった。いざ大会が始まってからは、心配というより雰囲気を楽しんだ」と振り返った。
韓国女子ツアーではアマチュア時代含めて通算10勝を獲得したチェ・ヘジンは、2018年から3年連続で年間MVPに相当する「大賞」を受賞した国内屈指のトップゴルファー。昨年12月の最終予選会「Qシリーズ」を8位タイで通過し、米国女子ツアーへの参戦を果たした。
早くも今シーズンの新人王候補に挙げられているチェ・ヘジンは、「今回の大会で不足している部分を感じた。ところどころで良いチャンスがあったのに生かせなかったのが残念だ」と反省点を述べると、「チャンスが来たときに活かせるよう、次の大会に向けてしっかり準備しなければならない」と伝えた。
なお、今大会の韓国勢の結果は、エイミー・ヤン(32、韓国名:ヤン・ヒヨン)が13位タイ、チョン・インジ(27)が20位タイ、キム・アリム(25)、アン・ナリン(26)が34位タイ、ホン・イェウン(19)が40位タイ、パク・ヒヨン(34)、イ・ジョンウン(33)が45位タイ、ジェニー・シン(29、韓国名:シン・ジウン)、イ・ジョンウン6(25)が57位タイ。
パク・インビ(33)、イ・ミリム(31)、カン・ヘジ(31)、チェ・ナヨン(34)は予選で脱落した。
ほかでは、笹生優花(20)が単独3位、古江彩佳(21)が18位タイ、畑岡奈紗(23)が20位タイだった。
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