イングランド・プレミアリーグのウォルヴァーハンプトン(以下、ウルブズ)に所属する韓国代表FWファン・ヒチャン(25、ウォルヴァーハンプトン)が練習に復帰した。
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ウルブズは1月13日(日本時間)、公式SNSで「ファン・ヒチャンは戻ってくることが待ちきれない様子だ」と綴り、練習場で笑顔を浮かべるファン・ヒチャンの姿を公開した。
ファン・ヒチャンは昨年12月16日のプレミアリーグ第17節ブライトン戦で、先発出場するも前半16分にハムストリングを痛めベンチに下がった。以降、負傷により欠場が続いている。
ウルブズはファン・ヒチャンの復帰タイミングを2月の初めとしている。ただ、練習を再開したファン・ヒチャンの回復次第では、復帰タイミングが早まる可能性がある。
イギリスメディア『モリニュー・ニュース』は、「軽いトレーニングを始めただけに見えるとはいえ、外でトレーニングウェアを着ていることだけでもうれしいニュースだ」とファン・ヒチャンの復帰を喜んだ。
ファン・ヒチャンの回復が早ければ、カタールW杯最終予選を控える韓国代表にとっても好都合だ。
来る1月27日にアウェーでレバノン代表、2月1日に中立地UAEでシリア代表と対戦する韓国代表だが、キャプテンでエースストライカーのFWソン・フンミン(29、トッテナム)が、筋肉系の負傷により回復に集中している。
ファン・ヒチャン、ソン・フンミンともに韓国代表の攻撃をけん引する重要な選手なだけに、両者を欠くことになれば韓国代表にとって痛恨であることは間違いない。
韓国代表率いるパウロ・ベント監督は14日、「ソン・フンミンとファン・ヒチャンはどちらも相手の均衡を崩すことのできる重要な選手だ。ほかの解決策を探さなければならない。2人が重要な選手だということは隠せない事実」と伝えている。
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