サッカー元韓国代表チャ・ドゥリがFCソウルのユース強化室長に就任、育成手腕に高評価

2021年12月28日 サッカー #Kリーグ

韓国Kリーグ1(1部)のFCソウルが、傘下のU-18ユースチームである五山(オサン)高校のチャ・ドゥリ(41)監督をユース強化室長に選任した。

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チャ・ドゥリ強化室長は今後、ソウルユースシステム(五山高、五山中、U-12)の企画、スカウト、トレーニングプログラムなどの総括責任業務を受け持つこととなる。

チャ・ドゥリ強化室長には、現トップチームのDFイ・テソク(19)、FWカン・ソンジン(18)、MFペク・サンフン(19)といった選手を育てた手腕を生かし、より強力なユースシステムの構築が期待されている。 

(写真提供=FCソウル)

チャ・ドゥリ強化室長もソウルユースでの育成を通じて、本人が掲げるモットーのように「韓国サッカーの根っこから固める」ことに専念するという計画だ。「ソウルで再び大切な機会を与えられたことに感謝する。今回新たに選任された能力のある指導者の方々とともに、ソウルのユースシステムがKリーグだけでなく、韓国サッカーにおいても先導的なモデルになれるよう最善を尽くしたい」と感想を述べた。

韓国の名FWチャン・ボムグンを父親に持つチャ・ドゥリ強化室長は、2002年にドイツ・ブンデスリーガのバイヤー・レバークーゼンでプロ生活を始め、フランクフルト、マインツ05、フライブルクを渡り歩き、スコットランドの名門セルティックなど欧州クラブで11年間にわたって活躍した。

韓国代表としては2002年日韓W杯4強のメンバーであり、2010年南アフリカW杯で韓国サッカー史上初のアウェー大会での16強進出にも貢献した。その後、2015年にFCソウルのキャプテンとしてチームにFAカップの優勝トロフィーをもたらし、スパイクを脱いだ。

現役引退後に指導者のキャリアを歩み始め、韓国代表チームのコーチを経たあと、2019年に五山高の監督に就任。以後、2021年までの2年間にわたって務め、2020年のKリーグジュニアAグループで無敗優勝、2021年の全国体育大会優勝など、注目すべき結果を残している。

このような成果が認められ、FCソウルは「Kリーグ2021大賞授賞式」において、最高のユースシステムを保有するクラブに与えられる「幼少年クラブ賞」を受賞した。

(記事提供=OSEN)

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