来シーズンをJ2リーグで戦うベガルタ仙台に、U-23韓国代表DFキム・テヒョン(21、蔚山現代)獲得の可能性が浮上した。
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韓国メディア『スポーツ朝鮮』が12月20日までに報じたところによると、キム・テヒョンが仙台にレンタル移籍で加入する見通しだという。
同メディアは「より多くの試合出場を通じて経験を積み上げるはずだ」と、Kリーグの移籍市場に詳しい関係者の言葉も伝えている。
2000年9月生まれのキム・テヒョンは、身長187センチ、体重82キロの身体を活かしたフィジカルコンタクトはもちろん、ビルドアップやスピードでも一定の評価を受けている左利きのセンターバックで、韓国代表の次世代を担う選手の一人して期待されている。
世代別代表での経験も豊富で、これまでU-17代表で8試合、U-20代表で2試合、U-23代表で6試合の出場歴がある。特に、2020年1月に行われたU-23アジア選手権ではU-23韓国代表メンバーの23人に最年少で選ばれ、3試合で途中出場し、韓国の優勝に貢献した。
クラブキャリアでは、通津(トンジン)中学、通津高校を経て2019年1月にKリーグ1(1部)の蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)に入団し、同年7月に出場機会確保のためKリーグ2(2部)の大田(テジョン)シチズン(現・大田ハナシチズン)にレンタル移籍し、シーズン後半でリーグ戦11試合に出場。翌2020年は同じく2部のソウルイーランドFCにレンタル移籍し、リーグ戦24試合1ゴールを記録した。
2021年はホン・ミョンボ監督が新たに就任した蔚山現代に復帰。元韓国代表DFキム・ギヒ(32)やオランダ人DFデイブ・ブルタイス(31)ら主力とのポジション争いにもまれながらも、現役時代に「アジア最高のリベロ」と呼ばれた“守備の名手”ホン・ミョンボ監督のもとで着実に経験を積み、公式戦11試合に出場した。
蔚山現代はブルタイスの今季限りでの退団が確実であり、最近ではガンバ大阪を契約満了で退団した韓国代表DFキム・ヨングォン(31)の獲得を正式に発表。さらには元韓国代表DFチャン・ヒョンス(30)の獲得も噂されており、来年9月には韓国代表DFチョン・スンヒョン(27、金泉尚武)も兵役を終えてチームに復帰する。
このため、蔚山現代での出場機会確保がさらに厳しくなることから、初の海外挑戦となる仙台で経験を積むものとみられる。
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