かつて京都サンガF.C、SC相模原、ザスパクサツ群馬、アスルクラロ沼津に在籍し、現在は韓国Kリーグ2(2部)の大田(テジョン)ハナシチズンでプレーする日本人MF石田雅俊(26)の活躍で、大田ハナシチズンがKリーグ2(2部リーグ)での2位奪還に向けた最後の希望を手にした。
大田は10月23日、ホームで行われたFC安養(アンヤン)とのKリーグ2第35ラウンドで3-1の勝利を収めた。勝ち点3を得た大田は通算58点を記録し、2位の安養(59点)との差を1点に縮めた。最後の試合の結果次第では逆転が可能になった。
勝利の立役者は石田だった。石田は前半7分、ペナルティーキックを成功させ、後半9分は絶妙な右足シュートを決めた。
石田は大田移籍後、すでに9ゴールを決めている。最近の6試合で8ゴールを決める集中力で、大田の上昇ムードを牽引している。石田の活躍で大田は最終戦までKリーグ1(1部リーグ)昇格の可能性を持てるようになった。
一方、安養は引き分けても準優勝を確定することができたが、最も重要な正面対決で守備が崩れて勝ち点獲得に失敗した。
最終ラウンドで安養は富川(プチョン)FC1995を、大田は慶南(キョンナム)FCと対戦する。 富川と慶南はいずれもプレーオフ進出とは関係がない。
安養は勝利すれば、自力で2位の座を守ることなる。大田はまず、慶南FCに勝った後、安養が富川と引き分けるか、負けるかを期待しなければならない。
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