「森保監督のリーダーシップに対する日本サッカー協会の迅速な判断が必要だ」
10月8日、日本の『産経新聞』は日本サッカー代表チームのW杯本大会に黄色信号が灯ったとして、このようにコメントした。来年のカタールW杯出場に向けた挑戦において最大の危機であることに触れた。
【写真】気になる韓国選手団の弁当の中身は?給食センターはどんなところなのか
日本は同日、サウジアラビア・ジェダのスポーツシティスタジアムで行われたサウジアラビアとのW杯アジア最終予選B組第3戦の遠征試合に0-1で敗れた。オマーンとの第1戦(ホーム試合)でも0-1の衝撃負けを喫した日本は、3試合で1勝2敗を記録し、勝ち点3を獲得するのに止まり、B組で4位にランクされている。
一方、サウジアラビアは3連勝をマークし、勝ち点9(得失点差+4)でオーストラリア(勝ち点9、得失点差+6)と並んだが、得失点差で2位となった。
日本は10月12日、ホームでオーストラリアと第4戦を行う。この試合まで逃せば、ワールドカップ本大会行きはさらに遠ざかる。W杯アジア最終予選は12チームが6チームずつA、B組に分けられ各組の1~2位が本大会に直行する。各組の3位は最終予選プレーオフを行った後、大陸別プレーオフを経て本選に挑戦しなければならない。
日本代表の森保一監督は同日、大迫勇也をはじめ、南野拓実、鎌田大地、浅野拓磨、柴崎岳ら精鋭メンバーを起用した。しかし後半26分、柴崎のバックパスが原因となって、相手のピラス・アル・ブライカンに左足で決勝ゴールを奪われた。
試合直後、森保監督は「あきらめなければワールドカップ本大会に行ける」と述べたが、日本メディアは相次いで批判記事を出している。
『産経新聞』は「W杯予選期間に監督を交代したのは1998年フランスW杯アジア最終予選だった」とし、「森保監督もわずか3試合で深刻な状況に(更迭関連)話が出るのは当然だ」と皮肉った。それとともに「オーストラリア戦でチームが混乱する危機に立たされた。日本サッカー協会で森保リーダーシップに対する迅速な判断が必要だ」と指摘した。
日本メディア『フットボールチャンネル』は、代表チームが過去3試合で1ゴールにとどまった貧弱な攻撃力を指摘し、「森保監督はしばしば良い守備が良い攻撃だと言及するが、高い位置でボールを獲得できなければ攻撃できない」とし、「一部の選手変化とともに新しいフォーメーションを考慮しなければならない」と強調した。
前へ
次へ