10月6日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2021 EAST第10節、流通経済大学付属柏高校と大宮アルディージャU18の試合が流通経済大学付属柏高校グラウンドにて行われた。
試合は前半44分に、山崎倫が左サイドをドリブルで突破して上げたクロスがゴールに吸い込まれる。このゴールが決勝点となり、大宮アルディージャU18が1-0で勝利を収めた。
大宮アルディージャU18・丹野友輔監督は、「相手がハイプレスで来るのはわかっていたので、ミーティングでは自分たちがどうやってそのハイプレスをかいくぐって、相手陣地に入るのかという提示をして、どれを選ぶかは選手に任せた」という。
「ハイプレスは長いボールに弱いと思うので、前半は長いボールを蹴って、ジャブを打ち込んだが、最初は上手くいかなかった。前半にゴールを奪えたというのも、もちろんあるが、後半そのジャブがきいて、相手が間延びして、うちがセカンドボールを拾えるようになってから、チャンスを作った。前半からひたむきにゼロで行こうと耐えたことが、後半の流れにつながって行った」と説明した。
さらに、「ボールをつなぐことだけがアルディージャのサッカーではない。つなげられないのならば、守備でやられなければいい。そういうことを、しっかりできるようになってきているのが、うちの強み」と評価した。
(文=玉 昌浩)
前へ
次へ