2021シーズンの韓国女子ツアー最大規模の賞金総額15億ウォン(日本円=約1億5000万円)、優勝賞金2億7000万ウォン(約2700万円)を誇る「ハナ金融グループチャンピオンシップ」が、来る9月30日から10月3日までの4日間にかけて行われる。
京畿道(キョンギド)抱川(ポチョン)市のアドニスCCで開催される今大会は、去る6月に行われた「DBグループ・第35回韓国女子オープン」に続き今季2回目となるレディースアジアンツアー(LAT)シリーズ大会だ。主管はAGLF(アジアゴルフリーダースフォーラム)が務める。
今大会は新型コロナウイルス感染症が世界的に流行して以降、海外国籍の選手が参加する初の国際ゴルフ大会だ。タイやフィリピン、マレーシア、シンガポールなど、東南アジア諸国の選手が多数出場する。
アジア人選手だけでなく、世界ランキング50位以内の選手にも参加資格が与えられた。
【写真】リディア・コだけじゃない!世界で活躍する韓国系女子ゴルファー
世界ランキング6位で「アムンディ エビアン選手権」優勝者のリディア・コ(24、アメリカ)、同9位で東京五輪銅メダリストのミンジー・リー(25、オーストラリア)、同31位のイエリミ・ノ(20、アメリカ)など、米国女子ツアーを主戦場とするトップランカーも参戦する。
国内組の有力選手もそろって出場する。今季6勝で韓国女子ツアー賞金ランキングと年間MVPに相当する大賞ポイントで1位を走るパク・ミンジ(23)や今季2勝のジャン・ハナ(29)、チェ・ヘジン(22)、パク・ヒョンギョン(21)らが、海外組との熾烈な優勝争いを繰り広げる予定だ。
なお、今大会は韓国女子プロゴルフ協会(KLPGA)が提示した「ビジョン2028、グローバルナンバーワンツアーへの跳躍」に足並みをそろえ、日本や中国、台湾、タイ、シンガポール、マレーシア、フィリピンなどアジア主要国のゴルフ協会との活発なコミュニケーションを通じ、今後世界ゴルフの中心となり得るアジアの有望株に出場機会を与えた。
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