女子ゴルフ界は今や韓国勢が主役の時代だ。
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例えば日本。2018年はアン・ソンジュが通算5勝で3度目の賞金女王に戴冠し、年間MVPのメルセデス最優秀選手賞に輝いた申ジエはメジャー3勝を含め通算4勝を達成。黄アルムは3勝、ペ・ヒギョンとイ・ミニョンが1勝、これにアメリカ・ツアーで活躍するユ・ソヨンが日本女子オープンを制覇。韓国人選手だけで通算15勝を挙げた。
イ・ボミ、キム・ハヌルら “韓国美女ゴルファー神セブン”の優勝はなかったが、2018年も日本女子ゴルフ界では韓国勢の活躍が目立った。
アメリカのLPGAツアーでも韓国人選手は強い。パク・ソンヒョンがメジャー大会のKPMGウィーメンズPGAチャンピオンシップを含め3勝を飾り、7月のメジャー大会であるピュアシルク・バハマLPGAクラシックではキム・セヨンが制覇。そのほか、パク・インビ、チ・ウンヒ、ユ・ソヨン、チョン・インジ、コ・ジンヨンなどがそれぞれ1勝を挙げ、通算9勝を挙げた。
韓国人選手だけで2018年は通算24勝も挙げたのだ。
韓国では世界で女子プロゴルファーたちを総称して「太極娘子(テグッナンジャ)」という言葉を使うが、まさに太極娘子たちの強さは圧倒的だ。
特筆すべきは、これら韓国人選手だけではなく、近年は韓国系の女子ゴルファーたちの活躍も目覚ましいことだ。
アメリカや日本で、「えっ!? 彼女も韓国系だったの?」というツヨカワ美女ゴルファーたちを一挙に紹介しよう。
ミシェル・ウィー(韓国名:ウィ・ソンミ)
言わずと知れた美女ゴルファー。両親が韓国人。ハワイ生まれハワイ育ち。かつて天才少女と言われ、“女性版タイガー・ウッズ”との声も。
リディア・コ(韓国名:コ・ボギョン)
ソウル生まれで6歳のときにニュージーランドに移住した韓国系ニュージーランド人。
アリソン・リー(韓国名:イ・ファソン)
父親は韓国人とアイルランド系アメリカ人のハーフで、母は韓国で生まれアメリカに移住したニューカマー。ロスアンゼルスで生まれ育った。
ミンジ・リー(韓国名:イ・ミンジ)
韓国人の両親のもと、オーストラリアで生まれた育った韓国系オーストラリア人。母親はティーチングプロ。
ダニエル・カン(韓国名:カン・ヒョリム)
韓国・釜山市で生まれ、6歳の頃に家族とともにアメリカに移住。2017年にはプロ転向5年目で初優勝。しかも、KPMG女子PGAチャンピオンシップというメジャー大会だった。
ジェニファー・ソン(韓国名:ソン・ミニョン)
両親は韓国人でアメリカ生まれアメリカ育ち。一時期、韓国に帰国したが、ふたたびアメリカに戻り、2009年にはUS女子アマチュア王者になった。
野村敏京(韓国名:ムン・ミンギョン)
日本人の父と、韓国人の母の間に生まれた。神奈川県出身。10歳からは韓国で「ムン・ミンギョン(文敏京)」の名で生活していた。
母方の祖母が与えたくれたクラブでゴルフを始め、ジュニア時代から韓国アマゴルフ界でその名を轟かせた。満18歳を迎えた2010年に日本国籍を選んでいる。
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