日本代表MF久保建英(20)と韓国代表MFイ・ガンイン(20)の出会いに海外メディアも注目している。
スポーツ専門局『ESPN』は9月10日(日本時間)、「アジアのスター、久保とイ・ガンインはマジョルカで次のステップに進めるか?」と見出しを打ち、2人の今シーズンの活躍を占った。
同メディアは、久保とイ・ガンインが幼い頃にスペインに渡りサッカーを学んだ点、それぞれの国で大きな期待を集めている点などを詳しく説明。「過去10年間、とてつもなく大きな才能によって多くの関心を集めてきた」と2人のポテンシャルの高さを表現した。
久保とイ・ガンインはともに2001年生まれで、左利きの攻撃的な選手という共通点がある。ただ、イ・ガンインは創造的なパスと正確なキックを持ち味とする典型的なプレーメイカーである反面、久保はサイドでもプレーできるウィング寄りの選手という面で違いがある。
2人のコンビは日韓のライバル関係によってさらに大きな関心を集めている。情緒的にはライバルであるとはいえ、今後2人は同じチームで意気投合しなければならない。ポジションが近い両選手なだけに、お互いにシナジー効果を発揮する必要がある。
『ESPN』は「2人が良い活躍を繰り広げられれば、マジョルカだけでなく日韓両国の代表チーム、ひいてはアジア全体にとって素晴らしいニュースとなるだろう」とし、久保とイ・ガンインが各国で注目を集めていることを伝えた。
今夏の移籍市場を通じてマジョルカに加入したイ・ガンインは、来る12日に行われるラ・リーガ第4節アスレティック・ビルバオ戦で新天地デビューを飾るものと見られる。
最近、マジョルカがユーチューブ上で公開した動画を見ると、イ・ガンインは正常通り週末の試合に備えた練習を消化していた。
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