川崎とACLで対戦の蔚山現代、オーストリア代表FWがドイツ2部移籍…加入わずか7カ月で退団

ドイツ2部のハノーファーは8月31日(日本時間)、韓国Kリーグ1(1部)の蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)からオーストリア代表FWルーカス・ヒンテルゼーア(30)を獲得したことを発表した。契約期間は2023年までの2年間としている。

ヒンテルゼーアはすでにメディカルチェックを終えており、本日中にもチーム練習に合流する予定だという。なお、ハノーファーには日本代表MF原口元気(30)や同代表DF室谷成(27)らが所属している。

これまでインゴルシュタットやボーフム、ハンブルガーSVなどドイツ国内のクラブを渡り歩いたヒンテルゼーアは、2021シーズン開幕前の今年1月に完全移籍で蔚山現代に加入。

初挑戦のKリーグ1では20試合に出場して6ゴール1アシストを記録し、6月末から7月にかけて行われたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)グループステージでも3ゴールを挙げていた。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)ルーカス・ヒンテルゼーア

ただ、今回のハノーファー移籍により、ヒンテルゼーアはわずか7カ月で韓国を去ることになった。Kリーグの追加登録期間はすでに終了しているため、蔚山現代はヒンテルゼーアの代役となる外国人選手を新たに獲得することができない。

蔚山現代の攻撃陣では、今夏に兵役義務を終えて復帰したFWオ・セフン(22)が2ゴールを記録しているほか、FWキム・ジヒョン(25)が1ゴール1アシスト、FWイ・ドンジュン(24)が9ゴール2アシストを記録している。

なお、蔚山現代は来る9月14日に行われるACL決勝トーナメント1回戦で川崎フロンターレと対戦予定だ。

【関連】ACLにも影響不可避…全北現代、最多スコアラーの外国人FWが負傷で約2カ月の離脱

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