巨額報奨金に車の贈呈も!東京五輪4種目で金獲得の韓国アーチェリー、“豪華すぎる報奨”に注目

現代自動車グループと韓国アーチェリー協会が、東京五輪4種目で金メダルを獲得したアーチェリー韓国代表に豪華な報奨を与えた。

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8月10日、現代自動車グループと韓国アーチェリー協会は国家代表選手団を祝福し、激励する歓迎会を開催した。イベントは新型コロナウイルス感染症による「社会的距離確保措置」第4段階により、オンライン上で行われた。

この日のイベントには、韓国アーチェリー協会の会長を務めるチョン・ウィソン現代自動車グループ会長をはじめ、国家代表選手とその家族、アーチェリー韓国代表のパク・チェスン総監督をはじめ、指導者や家族、支援スタッフ、常備軍の選手たちが参加した。

また、ソ・ヒャンスンやパク・ソンヒョン、キ・ボベら歴代メダリストや、チャン・ヨンスル副会長、ハン・ギュヒョン副会長を含む協会関係者約200人が参加した。

東京五輪に出場したアーチェリー韓国代表。左からカン・チェヨン、チャン・ミンヒ、アン・サン、キム・ウジン、オ・ジンヒョク、キム・ジェドク

チョン会長は歓迎のあいさつで、「これまでに経験したことがなかった厳しい挑戦だったが、集中力を失わずに揺らぐことなく練習に励んできた選手と、選手を最も近い場所で激励し、練習日程を滞りなく消化した方々に、深く感謝の言葉を申し上げる」とし、「韓国アーチェリーが東京大会で収めた快挙に韓国国民が心を一つにして喜び、海外でも賛辞を惜しまなかった。これは、透明性のある協会運営と公正な選手選抜という2つの原則に基づき、最高の地位に上がったにもかかわらず絶えず挑戦し確信する韓国アーチェリーに対する賛辞だろう」と協会を称賛した。

また、「これまで大変な旅程を乗り越えて築いてきた信頼と経験、決して現在に安住しない挑戦と革新で、韓国アーチェリーはさらに明るい未来へ進むと確信している」とし、「私と現代自動車グループも、韓国アーチェリーの栄光の歴史がこれからも続くよう、最善を尽くして支援する」と約束した。

「巨額報奨金+車+旅行券」を選手に支給

韓国アーチェリー協会は、個人戦金メダリストに3億ウォン(日本円=約3000万円)、団体戦金メダリストに2億ウォン(約2000万円)の報奨金を策定した。

このため、混合団体と女子団体、女子個人の3種目で金メダルを獲得したアン・サン(20)に7億ウォン(約7000万円)、混合団体と男子団体で金メダルを獲得したキム・ジェドク(17)に4億ウォン(約4000万円)が支給。ほか、オ・ジンヒョク(39)、キム・ウジン(29)、カン・チェヨン(25)、チャン・ミンヒ(22)に2億ウォンが支給された。

3種目で金メダルを獲得したアン・サン

また、6人には本人の選択により、今年発売された電気自動車「ヒュンダイ・アイオニック5」、「KIA EV6」、現代自動車のプレミアムブランド「ジェネシス」のSUV「GV70」のうち、1代を贈呈する。

そして、指導者や支援スタッフ、協会役職員にも、正かと貢献度によって報奨金が支給される。さらには、代表選手6人と指導者支援スタッフ、常備軍、アーチェリー協会役職員全員には済州(チェジュ)島旅行券がプレゼントされた。

これらは、代表選手たちが世界アーチェリー氏に末永く残る記録を樹立し、国民に大きなプレゼントを与えたことに対する激励レベルの報奨だ。それとともに、韓国アーチェリーのさらなる未来を準備し、より大きな目標に挑戦する動機づけになるものと見られている。

アン・サンは、「先輩たちと一緒に成し遂げた女子団体の金メダルが一番気に入っている。これからはもっと熱心にトレーニングをして、試合を楽しめるような選手になりたい。監督とコーチの指導に感謝し、チョン・ウィソン会長から女子個人の朝に“グッドラック”と伝えられたことで幸運を得た」と感想を述べた。

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