主力温存の女子バレー韓国代表、セルビアにストレート負けもグループ3位で準々決勝へ【東京五輪】

緩急を調節した女子バレー韓国代表が3位でグループステージを終えた。

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ステファノ・ラバリニ監督が率いる韓国は、8月2日に東京の有明アリーナで行われた東京五輪・女子バレーのグループA第5戦で、セルビアにセットカウント0-3(18-25、17-25、12-25)の完敗を喫した。

グループステージ最終戦となったセルビア戦は、事実上の2~3位決定戦だった。韓国とセルビアは、ともに3勝1敗の同率ですでに決勝トーナメント進出を確定していた。そして、今回の直接対決で勝利した方が2位通過するという状況だった。

もっとも、今大会ではグループ2位と3位で大きな差がない。グループ1位は4位通過のチームと準々決勝で対戦するが、2~3位は抽選で相手が決まるからだ。最終的には運で対戦相手が決定するため、順位にあまり関係はない。

(写真=聯合ニュース)左からヤン・ヒョジン、キム・ヨンギョン、ヨム・ヘソン、キム・ヒジン、パク・ジョンア

このため、韓国もセルビアも選手を大きく入れ替えながら試合を進めた。

韓国は第1~2セットこそ主力を稼働したが、今後の決勝トーナメントを考慮し、幅広い選手交代に集中。特に、第3セットではキム・ヨンギョン(33)、キム・ヒジン(30)、ヤン・ヒョジン(31)、パク・ジョンア(28)、ヨム・ヘソン(30)ら主力を温存して試合を戦った。

対するセルビアも、クイックオープンや速攻、バックアタックなど多様な攻撃パターンを探すことに注力している様子だった。

実力の差ははっきり表れた。セルビアは主砲のティヤナ・ボスコビッチ(24)やミレナ・ラシッチ(30)らを前面に出し、パワーと高さを兼ね備えたアタックを駆使した。身長差を利用しつつ速攻も積極的に活用し、韓国のミドルブロッカーラインを攻略した。

韓国はキム・ヨンギョンが第1~2セットに9点を記録して奮戦したが、高さとパワーの差を如実に実感し、苦戦を強いられた。

結局、グループステージを3位で終えた韓国。準々決勝は来る4日に行われる予定だ。

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