「彼らがいなければどうなっていたか…」決勝T進出の韓国を支える“追加招集選手”3人【東京五輪】

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「私の選択が間違っていたことを証明してほしい」

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U-24韓国代表を率いるキム・ハクボム監督は去る7月2日、追加招集した4人の選手に対してこのように伝えた。

当初の18人のエントリーから外れたMFキム・ジンギュ(24、釜山アイパーク)、DFカン・ユンソン(24、済州ユナイテッド)、DFイ・サンミン(23、ソウルイーランドFC)、GKアン・チャンギ(22、水原三星ブルーウィングス)に向けたメッセージだ。

彼らは東京五輪・男子サッカーが新型コロナウイルス感染症を考慮して登録枠を22人に拡大したことで、劇的にチームに合流することができた。キム監督は、一度は落選して傷ついた選手たちに、実力で自分の選択が間違ったことを証明してくれることを期待した。

そんなキム監督の期待は現実になりつつある。追加招集された選手の中には、いまのU-24韓国代表で重要な役割を担い、存在感を発揮している選手がいる。

存在感際立つ追加招集選手

最も目立つ選手が左サイドバックのカン・ユンソンだ。

彼はグループステージ3試合にすべて先発出場。同ポジションの主力であるDFキム・ジンヤ(23、FCソウル)が軽い足首の負傷によって第1~2節に出場できなくなった危機的状況で、カン・ユンソンはその穴を埋める活躍を披露した。活発な動きと攻守にわたる幅広い貢献度で、韓国の決勝トーナメント進出に一役買った。

決して華やかではないが内実あるプレーが際立った。カン・ユンソンは持ち前の粘り強い守備を発揮し、DFラインに安定感をもたらした。攻撃面でも、第2節のU-24ルーマニア代表戦でMFイ・ガンイン(20、バレンシア)の得点をアシストした。

また、カン・ユンソンが左サイドバックで安定したおかげで、右サイドバックでDFソル・ヨンウ(22、蔚山現代)とDFイ・ユヒョン(24、全北現代モータース)を適切に活用することもできた。

(写真=韓国サッカー協会)カン・ユンソン

決勝トーナメント進出がかかった最終節のU-24ホンジュラス代表戦では、キム・ジンギュの活躍が光った。

キム・ジンギュはこの試合、MFウォン・ドゥジェ(23、蔚山現代)とともに4-2-3-1の2ボランチを担当。守備面だけでなく、得意とするパスで試合をコントロールするプレーメイカーの役割を見事に果たした。

キム・ジンギュはウォン・ドゥジェやMFキム・ドンヒョン(24、江原FC)、MFチョン・スンウォン(24、大邱FC)らほかの中盤の選手と異なるスタイルの選手だ。守備力では彼らと相対的に劣るが、創造的なプレーが目立つ。トップ下やサイドなど、攻撃的なポジションもこなせるマルチロールさもある。

チームが試合毎に追求するどんなスタイルでも、キム・ジンギュは中盤の1番目のオプションになることができる。

(写真提供=韓国サッカー協会)キム・ジンギュ

キム監督は重要な最終節でカン・ユンソンとキム・ジンギュを同時に先発出場させた。キム監督は「私の選択が間違っていた」と潔く認め、2人を活用して勝利を収めたわけだ。

カン・ユンソンやキム・ジンギュだけでなく、U-24韓国代表のキャプテンを務めるイ・サンミンも、初戦のU-24ニュージーランド代表戦に出場して安定した活躍を見せた。急遽の招集で適応できていなかったオーバーエイジのDFパク・ジス(27、金泉尚武)の代役として、先発で自身の役割をまっとうした。

イ・サンミンも初めはキム監督の選択を受けなかった選手だが、東京五輪では自身がチームに必要な選手であることを証明してみせている。

(写真提供=韓国サッカー協会)イ・サンミン

韓国は、来る31日に行われる決勝トーナメント準々決勝でU-24メキシコ代表と対戦する。

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