開幕前に相次ぐ辞任と解任、道徳的問題で東京五輪の現実【2020東京】

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7月23日の開幕日が迫っている東京五輪だが、開幕式の担当者らが相次いで辞退または解任されている。1年延期の末に強行された東京五輪の開幕式にも支障が出そうだ。

東京五輪·パラリンピック組織委員会は7月22日、第2次世界大戦当時のホロコースト(ユダヤ人虐殺)をネタにした過去の動画で論議になった東京五輪開幕式の演出担当者・小林賢太郎氏を解任した。 

開幕式、閉幕式の演出チームでショーディレクターを務めた小林氏の過去のコント映像が俎上に載せられたのだ。「ユダヤ人大量惨殺ごっこをしよう」とセリフを吐く彼の映像は、SNSなどで広がり議論になっていた。

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東京五輪を巡る問題は、開幕前から絶えず持ち上がってきた。 

森喜朗・前組織委員会会長は「女性蔑視」発言で開幕を5ヵ月後に控えた中で辞任に追い込まれ、その跡を継いだ橋本聖子会長も道徳的に問題になったが、今は席を守っている。 

「上の水がきれいであってこそ下の水もきれいになる」という格言を皮肉るように、首長から問題が多いため、関連関係者もまた問題を抱えているのだろうか。

橋本組織委会長はこの日、小林氏の解任に関して「開幕式を目前に控え、こうした事態が発生し、多くの関係者、都民、国民にご心配をおかけしたことを深くお詫びする」と謝罪した。 開会式運営に関しては「現在検討中」とし「早期に結論を出す」と明らかにした。

組織委は、小林と関連した論議が外交問題に発展するのを防ぐために速やかに解任したが、すでにアメリカに拠点地を置くユダヤ系国際人権団体のサイモン・ヴィーゼンタール・センターは、小林氏が放ったセリフを非難する声明を7月21日(現地時間)発表した。 

該当団体は「いくら創造性がある人物でも、ナチスによるジェノサイド(人種虐殺)犠牲者をあざ笑う権利はない。この人物が東京五輪に関与するのは(虐殺された)600万人のユダヤ人の記憶に対する侮辱だ」と指摘した。

7月19日には、学生時代に障害者を苦しめたという論議に包まれたミュージシャンの小山田圭吾氏が、開会式の作曲担当を辞任した。 

今年3月には東京五輪·パラリンピックの開会式·閉会式の総括責任者だった佐々木宏氏は、女性芸能人の外見侮辱問題で辞任した。

道徳的な問題が絶えず提起される東京五輪は、開幕前からギクシャクしている。
 

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