「コーチに不必要な身体接触」韓国1部の江原FC、日本でプレー経験のある指揮官に400万円の制裁金

韓国Kリーグ1(1部)の江原(カンウォン)FCを率いるキム・ビョンス監督が、クラブから独自の懲戒を受けた。

江原FCは7月12日に公式SNSを更新。去る7月5日、キム監督とコーチの間でトラブルがあったことを報告した。

クラブによると、同日午後、練習を終えた監督とコーチ陣が江陵(カンヌン)の飲食店でお酒の席を設けた際、試合の準備や戦術に関する話をしながら徐々に意見の衝突や言い争いが起き、この過程でキム監督がパク・ヒョジン首席コーチに不必要な身体接触をしたという。

その後、キム・ビョンス監督は自分の過ちを認めて謝罪し、パク・ヒョジン首席コーチもこれを受け入れたと江原FCは伝えている。

「プロの一員として到底受け入れられない行動」

江原FCは「本事件と関連して重大な責任感と深い恥を感じています。特に、プロ球団の一員として到底受け入れることのできない行動を、事前に防止できなかった責任を痛感しております」とし、「江原FCは事件を隠すのではなく、江原FCを愛してくださるファン、Kリーグを応援してくださるファンに事件の真実を透明に公開し、謙虚な気持ちでファンの叱責を受けることにしました」と説明。

また、当事者間の和解の可否を問わず2度の非常運家委員会を開き、今回の事案と関連してキム監督に制裁金4000万ウォン(日本円=約400万円)を賦課したことを報告した。

江原FCは最後に、「スポーツ界の誤った慣習と形態を根絶しなければならないという社会的な声が高まっている状況で、他の模範となるべき球団が正しい姿をお見せすることができず、もう一度お詫び申し上げます。再発防止を越え、模範になる江原FCに生まれ変わるよう最善を尽くします」と伝えた。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)キム・ビョンス監督

現役時代にコスモ石油四日市FC、大分トリニータなど日本でプレーした経験もあるキム監督は、2018年から江原FCの指揮官を務めている。ただ、今シーズンは直近10試合で1勝5分4敗に陥るなどし、12チーム中9位と下位に沈んでいる。

現所属選手では元湘南ベルマーレ、柏レイソルのMFハン・グギョン(31)が副主将を務めるほか。元柏DFユン・ソギョン(31)が今季から加入している。日本人MF石田雅俊(26)も今季開幕前に江原FCに移籍していたが、出場機会に恵まれず夏の移籍市場で2部の大田(テジョン)ハナシチズンにレンタル移籍していた。

【動画】韓国代表、“日韓戦”惨敗後の悲痛な帰国現場

【写真】韓国代表選手、無礼な“握手拒否”の瞬間

【写真】日本代表紹介で“韓国国旗”を表示…放送局が謝罪「不快感与えた」

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集