G大阪とACL同組の全北現代、バルサ下部組織出身ペク・スンホがKリーグ月間ベストゴール受賞

2021年07月04日 サッカー #ACL #Kリーグ

全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースのMFペク・スンホ(24)が6月の月間ベストゴールを受賞した。

【写真】全北現代、痛み分けドローのガンバ大阪戦

韓国プロサッカー連盟は7月2日、6月の「G MOMENT AWARD」にペク・スンホが選ばれたことを発表した。

「G MOMENT AWARD」は、Kリーグ公式飲料スポンサーを務めるゲータレードがKリーグと提携し、昨シーズンから新設したベストゴール賞のこと。

毎月、勝利チームの選手が決めた得点の中で最も躍動的なゴールを2つの候補に絞り、Kリーグ公式SNS(インスタグラム、フェイスブック)でのファン投票で受賞者を決定。受賞者には賞金100万ウォン(日本円=約10万円)とトロフィーが与えられる。

これまで、3月は元サガン鳥栖のMFキム・ミヌ(31、水原三星)、4月はセルビア人FWフェイサル・ムリッチ(26、城南FC)、5月は元清水エスパルスのDFイ・キジェ(29、水原三星)が「G MOMENT AWARD」を受賞していた。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)ペク・スンホ

Kリーグ初得点は直接フリーキック

6月の「G MOMENT AWARD」候補にはペク・スンホとFWチョ・ジェワン(25、江原FC)が挙がった。

ペク・スンホは6月6日の第15節延期分城南(ソンナム)FC戦で29メートルのフリーキックを決め、Kリーグ初ゴールに成功した。一方のチョ・ジェワンは、同月26日の第18節延期分城南FC戦で素早い方向転換で相手DFを剥がした後、強力なシュートでゴールネットを揺らした。

ファン投票の結果、合計1万751票(53.2%)を獲得したイ・キジェが9462票(46.8%)のチョ・ジェワンを上回り、6月の「G MOMENT AWARD」に選ばれた。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)ガンバ大阪戦でのペク・スンホ

バルセロナ下部組織出身で、当時は“ネクスト・シャビ”と将来を嘱望されたペク・スンホ。ただ、トップチームでプレーする機会には恵まれず、ジローナ(スペイン)、ダルムシュタット(ドイツ)を経て今年3月に全北現代に加入した。

Kリーグでは7試合に出場しており、現在行われているアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)でも6月29日のグループ第2節ガンバ大阪戦、7月2日の第3節タンピネス・ローバース戦でそれぞれ先発出場している。

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