アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)グループステージで川崎フロンターレと対戦する大邱(テグ)FCのイ・ビョングン監督が、川崎GKチョン・ソンリョン(36)の“弱点”を明かした。
イ・ビョングン監督は、6月17日に行われたKリーグのACL出場チームによるメディアデーに出席。
そこで、「チョン・ソンリョンはセットプレーの状況で上手く出られないことがある」とし、「我々には高さに強みを持つ選手が多くいる。セットプレーの状況を積極的に活用したい」と川崎の攻略法を語った。
今回のACLで、イ・ビョングン監督とチョン・ソンリョンは再会を果たす。というのも、チョン・ソンリョンが川崎加入以前に在籍した水原三星(スウォン・サムスン)ブルーウィングスで、当時イ・ビョングン監督が首席コーチを務めていたからだ。
「数日前、チョン・ソンリョンと電話をする機会があった。川崎の長所や大邱の状況について話を交わした」というイ・ビョングン監督は、「川崎はすでに我々の情報をたくさん知っている。我々が現在10試合無敗であることを知り、警戒しているという」と伝えた。
続けて、「川崎が強いチームであることは知っている。雰囲気の良いチーム同士の対決になると思う」とし、「(川崎との試合で)勝ち点3、少なくとも勝ち点1は取れるように努力する」と意気込んだ。
川崎は今シーズンのJ1リーグで開幕から21試合無敗(17勝4分、勝ち点55)を貫いており、2位の名古屋グランパス(勝ち点37)とは18ポイント差を離している。
対する大邱FCは現在、第19節まで終えて9勝6分4敗の勝ち点33で4位。イ・ビョングン監督が述べた通り、直近10試合で無敗(8勝2分)と好調を維持している。
川崎と大邱FCは6月27日のグループ初戦で激突した後、7月9日の第5節で再び対戦する予定だ。
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