日本代表MF久保建英(19、ヘタフェ)の活躍に韓国メディアも注目している。
久保は5月17日(日本時間)、ホームで行われたラ・リーガ第37節レバンテ戦で、1-1で迎えた後半30分にDFマルク・ククレジャ(22)との途中出場した。
すると同39分、敵陣で相手のパスミスを奪った久保はドリブルでゴール前まで持ち込むと、ペナルティエリア付近で利き足の左足から強烈なミドルシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。
これが決勝点となり、ヘタフェは2-1で勝利。この結果、勝ち点37を積み上げたヘタフェは降格圏内の18位エルチェ(勝ち点33)と勝ち点4差を離し、1部残留を確定させた。
試合後、韓国メディア『スポーツ京郷』は「日本の久保、ヘタフェ救った感激のリーグ1号ゴール」と見出しを打ち、今シーズン初ゴールでチームを残留へと導いた久保の活躍を伝えた。
「長い沈黙を破るリーグ1号ゴールだった」と綴った同メディアは、レアル・マドリードからビジャレアルを経てヘタフェにレンタル移籍されるも、出場機会の確保に苦しんできた久保のこれまでの苦境も報じた。
久保は今シーズン、両チーム合わせリーグ戦30試合に出場したが、先発はうち9試合。1試合当たりの出場時間はわずかに34分だった。
マジョルカで35試合4ゴールの活躍を見せた昨シーズンとは打って変わり、長く無得点が続いた久保。同メディアは「途中出場から決定的なゴールでチームを救い、再び跳躍する土台を作った」と、“日本の至宝”の活躍を絶賛していた。
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