未成年に性暴力加えた韓国柔道の五輪メダリスト、高裁が控訴棄却「反論は受け入れられない」

未成年の教え子に性的暴行を加えた容疑で拘束起訴された元柔道韓国代表のワン・ギチュン被告(32)が、控訴審でも懲役6年を宣告された。

大邱(テグ)高裁刑事1-2部(チョ・ジング部長判事)は5月13日、児童・青少年の性保護に関する法律違反の疑い(強姦など)で拘束起訴されたワン・ギチュンに懲役6年を言い渡した。

裁判所は「事実誤認を主張した被告人の控訴理由は受け入れが難しく、被告人が被害者に許されなかった点などを総合すると、原審が言い渡した刑が不当だとは思えない」と伝えた。

ワン・ギチュンは、2017年2月26日に自身が運営する体育館に通うAさん(当時17歳)に性的暴行を加えた疑い、2018年8月から2019年2月まで教え子のBさん(当時16歳)と10回にわたり性的関係を持った疑い、2019年2月のBさんへの性的暴行未遂の疑いで起訴されていた。

1審では「被害者たちに許されなかった被告が犯行を否定し、反省せず和解を促した。被害者たちは対人忌避症などで今も苦痛を味わっている。相応の処罰が必要だ」と判決理由が明かされていた。

ワン・ギチュン

ワン・ギチュンは2008年の北京五輪男子73kg級で銀メダルを獲得。世界柔道選手権の2007年リオ大会と2009年ロッテルダム大会で優勝し、2010年広州・アジア大会でも銀メダルに輝くなど、韓国柔道を代表する選手だった。

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