元ヤクルト投手イム・チャンヨンに詐欺の疑い…知人女性からの借金を個人の債務返済に使用か

2021年04月28日 スポーツ一般 #野球
ヤクルト時代のイム・チャンヨン

その後、被害者の女性はソウル中央地検にイム・チャンヨンを告訴。ソウル江南警察署は同年11月に事件を受け取り、告訴人と被告訴人を呼んで調査を進めた。

被害者側は「イム・チャンヨンが事業に資金を必要とするため、お金を貸してくれたら2~3時間以内に返済すると言ったが、実際には個人の債務返済に使っていた」と主張したという。

引退後、スキャンダル続きのイム・チャンヨン

1976年6月30日生まれのイム・チャンヨンは、1995年にKIAタイガースの前身ヘテ・タイガースでプロデビュー。1999年からはサムスン・ライオンズでプレーし、野球韓国代表に選出されるなど国内最高の抑え投手として活躍した。

その後、日本プロ野球の東京ヤクルトスワローズ(2008~2012年)や米メジャーリーグのシカゴ・カブス(2013年)と海外生活を経て、2014年からサムスンに復帰したが、翌2015年に海外賭博疑惑でチームを放出される。以降は2016年から2年間KIAでプレーした後、2019年3月に引退を発表した。

そんなイム・チャンヨンは昨年12月、国税庁が発表した高額・常習滞納者リストに「44歳無職」で名を連ねたことで話題を集めた。

当時、国税庁が発表したところによると、イム・チャンヨンは総合所得税など計2億6500億ウォン(約2650万円)を滞納。本来の納期日である2018年9月からすでに2年以上も経過していることが発覚していた。

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