韓国女子ツアーの2021シーズン2大会目となる「ネクセン・セントナインマスターズ2021」(賞金総額8億ウォン=約8000万円)が、4月22日から25日までの4日間にかけて慶尚南道(キョンサンナムド)金海(キメ)の伽耶(カヤ)CC(パー72、6813ヤード)で行われる。
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今年で8回目の開催となる本大会は、今回から大会規模を拡大。形式を3ラウンド54ホールのストロークプレーから4ラウンド72ホールのストロークプレーに変更し、賞金総額も前回大会から2億ウォン増の8億ウォンとなった。
これまで世界ランキング1位のコ・ジンヨン(25)や同14位のパク・ソンヒョン(27)らが優勝トロフィーを掲げてきた本大会だが、過去一度もディフェンディングチャンピオンのタイトル防衛を許したことがない。
2019シーズンの前回大会では、新人のイ・スンヨン(22)が息もつかせぬ接戦の末に生涯初優勝を達成。第1ラウンドから一度も首位を譲らない“ワイヤー・トゥ・ワイヤー”での優勝で、ギャラリーから大きな歓声を浴びた。
ディフェンディングチャンピオンとして今大会に出場するイ・スンヨンは次のように意気込みを示した。
「初めてディフェンディングチャンピオンとして大会に参加するだけに、プレッシャーと胸の高鳴りが共存している。昨シーズンは思ったより成績が上がらなかったのでさらにプレッシャーを感じるが、楽しく明るい雰囲気でショットを打ちたいと思う」
「(今大会のコースは)全長が長くグリーンも狭いので、飛距離が出ると有利だ。自分の持ち味である飛距離やショートアイアンを発揮できると思うとさらに期待できる。タイトル防衛が成功できれば良いが、ひとまずトップ10入りを目標に大会に臨む」
2021シーズン開幕戦の「ロッテレンタカー女子オープン」を制したイ・ソミ(22)は、2大会連続優勝に挑戦する。
イ・ソミは「(開幕戦で優勝した)気運を維持し、今大会でも良い成績を残すために最善を尽くす」とし、「全長が長く難易度の高いコースと聞いた。徹底した準備と戦略で予選通過を目標にする。もし予選を通過できれば、トップ5入りを目指す」と堅実な目標を述べた。
また、ジャン・ハナ(28)は「すべての大会で同じような心構えと目標を持って参加するが、今回のコースは昨年冬にトレーニングを行った地であるため、普段よりときめきが大きい」とし、3年連続で年間MVPに相当する大賞を受賞しているチェ・ヘジン(21)は「故郷で開かれる大会であり、幼少期に練習したゴルフ場でもある。頑張りたい気持ちが大きい。目標はもちろん優勝だ」と並々ならぬ決意を明かした。
ほかでは、ユ・ヘラン(20)やイ・ソヨン(23)、チョ・アヨン(20)、キム・ミンソン5(26)、パク・ヒョンギョン(21)、イ・ダヨン(23)、イム・ヒジョン(20)ら実力ある選手が一挙出場。
さらには、圧巻のスタイルと美貌で高い人気を誇るユ・ヒョンジュ(26)がスポンサー招待資格で参戦する。
ちなみに、総勢120人が出場する今大会は多様な特別賞もゴルフファンの注目を集めている。
2番ホールで最初にホールインワンを達成した選手には新東亜ゴルフからダイヤモンドのネックレスが、13番ホールで達成した選手にはスウェーデンのベッドブランドであるカルペディエムからベッドが贈られ、3番・7番・10番ホールでイーグルを記録した選手には、韓国女子ツアー公式時計であるフレデリックコンスタントの時計がプレゼントされる。
ネクセンタイヤとネクセンが主催し、KLPGAが主管する今大会は、韓国では主管放送局SBSゴルフのほか、NAVER、Olleh TV、LG U+などで毎ラウンド生中継。新型コロナの感染拡大防止のため、徹底した防疫規則を遵守し、無観客で開催される。
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