「交際中の写真や動画を…」韓国プロ野球選手を恐喝、SNSでデマ流した30代女性に実刑判決

韓国の有名プロ野球選手に交際中に撮影した写真や動画を公開したり、否定的な噂を流したりすると脅して金銭を受け取ったほか、虚偽の事実をSNSに掲載した容疑で起訴された30代の女性が、1審で懲役刑の執行猶予及び罰金刑を言い渡された。

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ソウル中央地裁刑事17単独のナム・シンヒャン判事は4月16日、恐喝や情報通信網利用促進及び情報保護などに関する法律違反(名誉毀損)、侮辱容疑で裁判にかけられたA氏(37)に、懲役8カ月、執行猶予2年、罰金1000万ウォン(日本円=約100万円)を言い渡し、保護観察と120時間の社会奉仕を命じたことを明らかにした。

韓国プロ野球は4月3日に開幕

A氏は2011年から2014年にかけて現役プロ野球選手のB氏と交際して別れた後、再び会うことを要求するも断られたため、交際の事実を名分に金を脅し取り、インターネット上に虚偽の誹謗文を掲載したとして、裁判にかけられた。

A氏は2017年7月にB氏に電話し、「送金しなければ交際中に撮った写真や動画を公開し、SNSで否定的な内容の投稿を行う」と脅迫するなど、同年7月から10月まで5回にわたり、計1500万ウォン(約150万円)を受け取った。

また、2019年1月には自身のSNSで「5年にわたって世話をしてきたのにB氏が裏切った」「浮気した女性と結婚した」など虚偽の投稿を行い、B氏夫婦の名誉を傷つけ、侮辱した疑いも持たれた。

検札はA氏がB氏の世話をしたり、B氏がA氏との交際中に別の相手と会い、結婚したりした事実はないとみて、A氏の投稿は虚偽であると判断した。

裁判部は「被告人が被害者を脅迫して金銭を脅し取り、虚偽の事実で名誉を棄損するなど、罪質が非常に悪い」とし、「被害者が受けた苦痛が深刻に見えるにもかかわらず、被告人は過ちを反省せず、被害の回復もまともに行われていない。被害者側が被告人を厳罰に処してほしいと嘆願している」と指摘した。

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