韓国の“首都ダービー”を2部クラブが制す! FCソウルは痛恨の金星献上で公式戦4連敗

2021年04月15日 サッカー #Kリーグ

“ソウルダービー”の勝者はKリーグ2(2部)のソウルイーランドFCだった。

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ソウルイーランドFCは4月14日、ソウルワールドカップ競技場で行われたFCソウルとのFAカップ3回戦で、FWレアンドロ(26)の先制決勝ゴールで1-0の勝利を収め、4回戦進出に成功した。

Kリーグにホームタウンの概念が定着した2000年代以降、初めて実現した“ソウルダービー”だったが、FCソウルは1部のプライドを守りきれず。ホームスタジアムで屈辱を喫し、公式戦4連敗の泥沼にハマった。

一方、ソウルイーランドFCは今シーズン序盤の好調を代弁するかのような勝利で、上昇ムードを継続させた。

(写真提供=韓国サッカー協会)ソウルイーランドFC

FCソウルは試合序盤からボールを支配したが、ソウルイーランドFCの反撃に苦しめられた。前半14分にはFWチョ・ヨンウク(22)が相手との衝突で負傷。単価で運び出され、代わりにデビュー2年目のFWチョン・ハンミン(20)が投入された。

同23分にはDFキム・ジンヤ(22)が果敢な突破でペナルティエリア内に侵入するも、フィニッシュが残念だった。同28分にはFWナ・サンホ(24)のパスを受けたチョン・ハンミンが右足で強力なシュートを放つも、相手GKムン・ジョンイン(23)の正面だった。

ソウルイーランドFCは堅い守備でFCソウルの攻撃を抑えつつ、シンプルかつ素早いパスワークで敵陣に攻めた。同40分にはMFコ・ジェヒョン(22)のクロスからFWイ・ゴンヒ(23)がオーバーヘッドキックを試みたが、FCソウルのGKヤン・ハンビン(29)にセーブされた。

ソウルイーランドFCはハーフタイムでFWハン・イグォン(26)に代えてFWニコラス・ベネガス(25)を投入。ベネガスは後半開始早々に2度ヘディングシュートを放つ積極的な姿勢を見せたが、得点には失敗した。

FCソウルも後半10分、チョン・ハンミンを下げてDFキム・ウォンギュン(28)を送り出し、192cmの長身DFホン・ジュンホ(27)を前線に立たせた。すると、その4分後にホン・ジュンホがGKと1対1のチャンスを迎えたが、ムン・ジョンインのファインセーブに防がれた。直後、ソウルイーランドFCはイ・ゴンヒを下げ、レアンドロを投入した。

そして同39分、ソウルイーランドFCにゴールが生まれた。コーナーキックの状況でDFキム・ジンファン(32)が頭で流したボールにレアンドロがバッグヘッドで合わせ、ゴールネットを揺らした。痛恨の失点を許したFCソウルは最後まで敵陣に攻め込んだが、同点弾が決まることはなく、2部相手にまさかの敗戦となった。

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