2年前の“死の組”の悪夢が思い出された。
チョン・ジョンヨン監督率いるU-20韓国代表が、今年5月にポーランドで行われるU-20ワールドカップで最悪の組に入った。
FIFAは2月25日、ポーランド・グディニャでU-20ワールドカップの組み合わせ抽選会を行った。
計24カ国の運命が決まるなか、第2グループに割り当てられた韓国は、ポルトガル、アルゼンチン、南アフリカが属するF組に入った。韓国の立場からすれば、最悪の結果だ。
韓国イ・スンウの意外な素顔「久保建英は僕の競争相手ではない」
ポルトガルは、同大会で2度も優勝した伝統ある強豪だ。またアルゼンチンは南米最強チームで、同大会を6度も制している。今回の南米予選でも準優勝した。これ以上、説明の必要がないチームだ。
南アフリカも同大会で伝統的に強さを見せてきたチーム。アフリカ予選3位でポーランド行きのチケットを手にした。
韓国は第3グループでホンジュラス、第4グループでパナマやタヒチが同組になることを期待していた。今大会のグループリーグは、24カ国が4チームずつ6組に分かれて行われ、各組の1、2位だけでなく、3位の中でも成績の良い4チームがベスト16に進むからだ。
1勝1分1敗ならばベスト16進出が堅いと考えると、北中米やオセアニア大陸のチームが1勝を収める相手として適していた。
しかし、欧州と南米、アフリカの有名なチームと対戦することになった。いばらの道となることが予想される。
韓国は開催国の資格で参加した2年前のU-20ワールドカップでも、似たような組み合わせ抽選の結果となった。