米メジャーリーグ、サンディエゴ・パドレス所属のキム・ハソンが、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平との日韓戦で完敗を喫した。
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キム・ハソンは3月22日(日本時間)、エンゼルスとのオープン戦に6番サードで出場。対する大谷翔平は先発投手、先頭打者として起用された。
2回に訪れたキム・ハソンの初打席、初球から積極的に降るも打球は右翼手デクスター・ファウラーのグローブに収まった。4回の打席では3ボール1ストライクまで粘るも、またしてもフライで凡退した。
その反面、大谷はバッターとしては2打数2安打、投手としては4回を投げ、4被安打、2四球、5三振、1失点と投打に大活躍を見せた。今年も“二刀流”を推し進める大谷は、先発投手として1週間に1度は登板し、打者としては毎日出場している。現在オープン戦では4本塁打、7打点をマークしている。
キム・ハソンは6回、大谷から変わったセットアッパーのタイ・バトリーにも抑えられ、3打数無安打でこの試合を終えている。オープン戦打率も1割0分3厘に落ち込んだ。
キム・ハソンと二塁のポジションを争うジェイク・クローネンワースはこの試合に3番セカンドとして出場。6回には適時二塁打で2打点を記録し、きっちりと結果を残した。
打撃面で不調のキム・ハソンについてパドレスのジェイス・ティングラー監督は、引き続き先発出場させながら突破口を見出すよう配慮している。シーズン開幕までパドレスのオープン戦は8試合が残っているが、1日も早いキム・ハソンの復調が望まれている。
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