『ストライク・ラブ』にも出演した元プロ野球選手が過去のいじめ被害を告白。“克服方法”も明かす

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元韓国プロ野球選手のチェ・イクソン(49)が、選手時代に受けたいじめについて語った。

チェ・イクソンは現役時代、韓国プロ野球で6球団を渡り歩き、“ジャーニー・マン”との愛称で親しまれた選手だ。

引退後は当時のSKE48メンバー(木崎ゆりあ、桑原みずき、若林倫香)も登場した2009年のMBCドラマ『ストライク・ラブ』への出演や、独立球団創設を手掛けるなど、幅広い活動を行っていた。

チェ・イクソン

そんなチェ・イクソンは、野球を始めたのが中学2年生と周囲よりもスタートが遅かったからか、仲間外れにされて日常的にいじめを受けたという。大学時代、さらにはプロでも暴力が存在していたとチェ・イクソンは話す。

「暴力は絶対に正当化されない。確固たる信念だ」と話すチェ・イクソンは、「私は殴ったことがなかったので、殴られたときはとても苦しく、痛かった。だから、絶対に殴ってはいけないと思った」と、忘れられない苦痛を振り返った。

抑圧的な団体生活では暴力が生まれやすい。スタンフォード監獄実験によって“ルシファー・エフェクト”も確認されている。ただ、若かりし頃のチェ・イクソンは、理不尽な目に遭いながらも「絶対に殴ってはいけない」と繰り返し誓ったという。

チェ・イクソンの“いじめ克服方法”とは

チェ・イクソンは大学時代のエピソードも語った。

「理由もなく先輩に団体で殴られた。めちゃくちゃに殴られた」

「みんなが(先輩を)避けていたなかで、私は食堂でその先輩の前まで行き、ご飯を2杯食べた。ガツガツと食べたよ。その先輩に、私を殴ったとしても私の人生は影響されないということを見せたかった」

チェ・イクソンがいじめを克服した方法は、いくら理不尽な暴力や殴打、不当さを受けたとしても、自ら被害者になってしまわないことだった。チェ・イクソンは例え殴られても、決して痛い表情を見せなかった。

「加害者のせいで“私が間違っている”となりたくなかった。いじめによって夢を捨てたくなかった。私が彼らより上手くいくことが勝つ方法だと思った。そういう気持ちで堪えた」

「私は一発も殴らなかった。誰が現れても良い。私は自負している」

チェ・イクソンは暴力根絶のため、「確かな再定立が必要だ」と強調した。韓国スポーツ界にはびこる八百長や暴力といった問題は現在も完全に根絶されたとは言えない。その背景には、先輩後輩の抑圧的な関係が隠れている。

最後にチェ・イクソンは、いじめ加害者の法的処罰と被害者に向けた加害者の心からの謝罪を“再定立”の定義に掲げた。

【関連】韓国プロ野球がいじめ加害者のプロ入りを全面排除

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