日本人選手在籍の江原FCに災難…開幕戦アウェーで5失点大敗、帰りは大雪でバス移動に6時間

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韓国Kリーグ1(1部)の江原(カンウォン)FCが、2021シーズン開幕戦で思わぬ二重苦を経験した。

江原FCは、3月1日にアウェーで行われたKリーグ1(1部)第1節の蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)戦で0-5の完敗を喫した。江原FCの5失点大敗は、去る2010年7月17日の済州(チェジュ)ユナイテッド戦以来11年ぶりのことだ。

江原FCは優勝候補の蔚山現代相手に善戦したが、キャプテンが一発退場するアクシデントで数的不利に追い込まれるや否や、あっという間に崩れてしまった。

残酷なスコアで開幕戦を終えた江原FCは、不安な立ち上がりを露呈することとなった。

蔚山現代(青)に敗れた江原FC(オレンジ)

蔚山現代に勝てない江原FC

そもそも、江原FCは蔚山現代にめっぽう弱い。昨シーズンまでの対戦成績は10試合2分8敗で、最後の勝利は2012年5月26日までさかのぼる。

実に8年近く勝利がない江原FCは、今回の敗北で蔚山現代戦6連敗目を記録した。

蔚山現代は毎シーズンの優勝候補とされる強豪ではあるが、かといって江原FCも決して弱いわけではない。江原FCはここ数年で成長を続けており、昨シーズンには国内2冠(Kリーグ、カップ)を達成した全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースに2度も勝利している。

それでも、蔚山現代にはどうしても勝てなかった。江原FCは昨シーズンの2度の直接対決で1つも得点も決められなかったが、今回もゴールネットを揺らせなかった。

大量失点に肩を落とす江原FCの選手たち(手前)

今回の試合ばかりは簡単に崩れないものと見られていた。ハン・グギョンら主力選手が残留し、キム・ドンヒョンやキム・デウォン、石田雅俊ら競争力のある選手が新たに加入した。

実際、試合内容も悪くなかった。石田の決定的なシュートもあれば、コ・ムヨルのヘディングシュートも得点まであと一歩だった。しかし、どちらも蔚山現代GKチョ・ヒョヌのスーパーセーブに阻まれ、試合が難しくなってしまった。

結局、江原FCはユン・ビッカラムの直接フリーキック1発で先制を許すと、後半に守備のミスからキャプテンのイム・チェミンが退場となり、成す術がなくなってしまった。江原FC率いるキム・ビョンス監督は数的劣勢で攻勢を仕掛けたが、その結果、後方のスペースを突かれ、大量失点につながった。

意気消沈の選手に降りかかった災難

沈んだ気持ちのまま試合を終えた江原FCの選手たちは、帰りのバス移動でも困難を余儀なくされた。

こともあろうに、同日、江原道の嶺東(ヨンドン)地方に大雪が降り、交通がマヒしてしまったのだ。

江原FCの選手たちは試合終了後、午後4時30分ごろバスに乗った。だが、江陵(カンルン)のクラブハウスに到着したのは、出発から6時間後の午後10時30分だった。

ただでさえ大敗して重苦しい雰囲気にもかかわらず、選手たちは大雪の中長時間のバス移動を強いられることになった。

江原FCの関係者は「大敗したので、当然、選手たちが体力的にも精神的にも疲れている状況だった。大雪のため帰宅に時間がかかり、選手たちはさらに大変だっただろう。それでも無事に到着できて良かったと思う。しっかり回復して次の試合に備える」と述べた。

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