「強制的な手術やセクハラ、暴力」と韓国の元中学校バレー部員が当時の監督から受けた“行為”を暴露

またしても新たな暴露が浮上した。

釜山(プサン)のとある中学校のバレーボール部に所属していたという複数の人物が、10年前に当時の監督から行われた暴力やセクハラ被害を告白した。

韓国日報は3月1日、「複数の関係者が10年ほど前、当時中学校の監督が暴力をふるっていたと2月28日に暴露した。当時、監督から指導を受けた選手らは声を1つにして性暴力の被害を訴えた」と報道した。

このバレーボール部は多数のプロや韓国代表選手を輩出した名門で、現在は解体された状態だが、問題の監督は最近まで実業団チームを受け持っていたという。

今回の報道によると2008年前後、とある中学校のバレーボール部で活動していた当時2、3年生の選手らは、多様な形で性的暴力の被害を受けたと証言した。

聞くに堪えないセクハラ行為

キム監督によって強制的に包茎手術を受けさせられたというAさん(28)は、「手術は本人の自由なのに、同期や後輩たちとともに強制的にさせられた。あの時に感じた羞恥心は未だに手が震えるほどだ」と話した。

また、ガールフレンドができた選手には公開的に性交渉をしたことがあるかと聞き、選手たちが休暇期間中に自慰行為をしたかどうかを確認するという理由で下着を脱がせたるなどの行為をしたと証言。被害者の1人は「普段から性器をおもちゃのように触ったり、性的な発言をしたりして羞恥心を感じさせるようなセクハラをされた」と伝えている。

問題の監督は昨年に職務停止になっていた人物

頻繁に暴力を振るっていたという証言も出ている。Bさん(29)は「お酒を飲んだキム監督が(宿舎に)帰ってくる際、ピザやお菓子などを大量に買って来て、全員食べられない選手たちには暴行して眠れないようにした」と話した。

太らなければならないと言い、同僚たちが残した残飯を強制的に食べさせ、できなければ席を離れられなくしたということだ。

Cさん(28)は「選手たちに体罰をすると言い常に拳で顔面を殴られ、口から血が出るほど暴行された」と話した。

このような過度な虐待行為は、数人に対して長期間繰り返されてきたという。

一方、問題の監督は2020年7月に、釜山市体育会所属の元バレーボール選手が、暴言や飲酒の強要、トレーニング費の横領などを暴露して職務停止になったという。

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