韓国Vリーグで外国人選手の年俸体系が改編。来季カップ戦開催地やリーグ戦開幕日も決定

韓国バレーボール連盟(KOVO)は2月18日、第17期第3次理事会及び臨時総会を実施。外国人選手選抜方法のほか、カップ戦開催地やリーグ戦スケジュールなどを確定した。

例年と比べて大きく変わるのは、外国人選手の年俸体系だ。

まず、外国人選手の年俸は税別(NET)から税込(GROSS)へと変更される。そのほか、女子部では最初の契約時の年俸を16万ドルから20万ドルとし、再契約選手は21万ドルから30万ドルに調整する。

男子部も同様、最初の契約時の年俸を31万ドルから40万ドルとし、再契約選手の年俸は36万ドルから55万ドルに調整する。ただし、男子部では2020-2021シーズンにプレーした外国人選手が翌シーズンも同じチームと再契約する場合、その選手は60万ドルを受け取ることになる。

また、2021-2022シーズンの外国人選手選抜は昨年と同じく非対面で行われる。来る3月2日から4月5日までの約1カ月間、男女部各チームは選抜対象者を映像を通じてチェックする。その後、男子部は4月27日、女子部は4月28日にドラフトを実施し、獲得選手を決定する。

来シーズンから合流する外国人選手は隔離期間を考慮し、7月1日から入国が可能となる。また、外国人選手を入れ替える場合、そのチームは代替選手の隔離解除期間まで、既存の外国人選手を保有することができる。

GSカルテックス・ソウルKIXXのメレーター・ルッツ(左)

2021年のKOVOカップは議政府(ウィジョンブ)の室内体育館で開催され、男女部それぞれ分けて日程を進める。男子部はVリーグ7チームのほか、国軍体育部隊傘下のバレーボールチームである尚武(サンム)が参加。女子部はVリーグ6チームが参加予定だ。

なお、昨シーズンのカップ戦優勝チームは、男子部が水原KEPCOビッグストーム、女子部がGSカルテックス・ソウルKIXXだった。

来シーズンのVリーグは来る10月16日に開幕して2022年4月4日まで行われ、例年と同じく男子部合計126試合、女子部合計90試合の6ラウンド制で進行する。

平日は男女部どちらも午後9時スタートだが、週末は男子部が午後2時、女子部が午後4時からスタート。休息日は男子部が月曜日、女子部が月・木曜日となる。

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