韓国のネット上で、ソン・フンミン(トッテナム)とチョン・ウヨン(ヴィッセル神戸)の不仲説が広がっている中、代表チームの関係者がこの件について説明した。
事の発端は6月7日、オーストリアのインスブルックで行われたボリビア戦の終了直後の中継映像だった。
チョン・ウヨンがあいさつのためにハーフラインに向かう途中、しかめっ面でソン・フンミンに話しかけ、咎めるような様子が映された。
サッカーファンたちはこの映像に疑問を投げかけた。さらに、キム・ヨングォンがチョン・ウヨンをなだめるようなジェスチャーをした。
代表チームの関係者は、次のように説明した。
「試合終了直前のフリーキックの場面で、ソン・フンミンが走り込み、チョン・ウヨンがソン・フンミンの方にボールを渡す約束をしていたが、タイミングが合わなかった。
それでソン・フンミンが先にチョン・ウヨン近づき、“もう少しゆっくり蹴ってくれよ”と笑いながら話して通り過ぎた。するとチョン・ウヨンは、“私は、蹴ると同時にフンミンが走り出すと思ったよ”と答えた。このやりとりが、中継画面に映された」
代表チームの関係者は、こう付け加えた。
「チョン・ウヨンがしかめっ面で話した映像が流れたが、チョン・ウヨンによれば、“試合の終了直前だったから、とても疲れていて、そのような表情に自然になったんだろう”とのことだ」
二人は映像を見ながら、「なぜこんな映像が流れたんだ」と笑っているという。
不仲説や内部分裂説は絶対にないというのが代表チームの説明だ。
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