中村太地所属の原州DBが9連敗…現代モービスは元NBA選手が23得点の活躍で5連勝

韓国プロバスケットボール(KBL)の蔚山現代モービスフィバスが、中村太地が所属する原州DBプロムを破って5連勝を飾った。

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現代モービスは11月7日に行われた原州DBとの試合に82-81(24-16、20-22、23-19、15-24)のスコアで勝利した。この日の勝利で現代モービスは今シーズン6勝目(4敗)を挙げ、安養KGC人参公社と並ぶ4位タイとなった。また、3位の全州KCCイージスとのゲーム差を0.5に縮め、上位進出を射程圏内とした。

現代モービスは10月24日のKCCイージス戦から勝ち星を重ね、5連勝を達成した。かつてNBAのフィラデルフィア・セブンティシクサーズにも所属していたショーン・ロングが23得点11リバウンド2アシストと大暴れし、ハム・ジフンも17得点8リバウンド2アシストでチームの勝利に一役買った。

原州DBプロミの中村太地(右)

あと一歩のところまで追いつめるも…

この試合、現代モービスは第1クォーターからキム・グクチャンとショーン・ロングが相次いでスリーポイントを沈めることでスタートダッシュに成功し、24-16とリードする展開となった。第2クォーターでは原州DBに逆転を許さず、44-38でリードしたまま試合を折り返した。

第3クォーターに入ってからは原州DBが負けじと反撃に出た。原州DBは第3クォーター終了2分4秒前に57-57の同点に追いついたが、直後にメン・サンフンとホ・ウンがターンオーバーでボールを奪われ、再び現代モービスに67-57でリードを奪われた。

最終クォーター開始と同時に逆転を狙う原州DBの激しい攻撃が繰り広げられた。原州DBは試合時間3分20秒を残してホ・ウンのスリーポイントで74-75とし、この試合初の逆転に成功した。

しかし、現代モービスもすぐにチョン・ジュンボムのスリーポイントで応戦し、原州DBの勢いを断ち切った。現代モービスは79-79同点だった終了41.5秒前、ハム・ジフンがレイアップとフリースローを決め、勝利を確実とした。

原州DBはこの試合の敗北で今シーズン9連敗となった。9位タイだった釜山KTソニックブームから0.5ゲーム差で遅れを取り、10位へとランクダウンした。

ノックスが16得点11リバウンドでダブルダブルを記録し、ホ・ウンが16得点、キム・テスルが13得点と奮闘するも、チームの連敗を食い止めることはできなかった。また、唯一の日本人選手である中村太地は約30分間コートで戦い続けた。7得点4アシスト1リバウンド1スティールの活躍を見せるも、勝利にはあと一歩及ばなかった。

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