トロント・ブルージェイズのリュ・ヒョンジン(33)が、キム・ビョンゴン専属トレーニングコーチと決別した。
キムコーチは11月4日、『聯合ニュース』との通話で「水原(スウォン)大学の出講日程やセンター運営などの日程のため、リュ・ヒョンジンとのトレーニング契約延長が難しくなった。リュ・ヒョンジン本人には了解を求めた」と明らかにした。
韓国体育大学スポーツ医学博士のキムコーチは、過去に野球韓国代表や韓国プロ野球のLGツインズでトレーニングコーチを務めた経験がある。
スポーツ医学分野の専門家として定評があり、昨年12月からはリュ・ヒョンジンの専属トレーニングコーチとして活動していた。
リュ・ヒョンジンは、キムコーチの専門的な管理によってケガなく2020シーズンを終えることができた。
新型コロナウイルス感染症の影響で練習環境もままならないなか、効果的なコンディション調整に成功。60試合制に縮小された今シーズンのメジャーリーグで5勝2敗の防御率2.69を記録し、アメリカン・リーグのサイ・ヤング賞最終候補にも選出された。
キムコーチに別れを告げたリュ・ヒョンジンは、来シーズンに向けて新たにコーチを招き、準備を進めるものとみられる。
リュ・ヒョンジンは去る11月3日にソウルで行った記者会見で、「休息を取った後、11月中旬からトレーニングを始める予定」と明かしていた。
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