サウジ戦で光った吉田麻也の存在感こそが、日本サッカーのチカラになっている理由

日本サッカーが難敵サウジアラビアを抑えて、2019年アジアカップ・ベスト8進出に成功した中、アジアのCBとして唯一のプレミアリーガーである吉田麻也の活躍に注目が集まっている。

日本は1月21日、サウジアラビアとのアジアカップ・決勝トーナメント1回戦の前半20分のCKを、DFの富安が頭で合わせて先制ゴールを決め、それを最後まで守って1-0で勝利した。

日本とサウジアラビアの対決は、昨年のロシアW杯に出場したチーム同士が今大会の早い段階から出会ってしまったと評価されていた。グループリーグでもどかしい試合が多かった日本が勝ち、ベトナムと準決勝進出をかけて戦うことになった。

(参考記事:アジアカップ準々決勝で日本と対戦!! ベトナムを率いる韓国人監督「抜け穴を見逃さない」

特に、この日の試合では日本代表の強力な守備サッカーが目立った。

アジアサッカー連盟(AFC)のホームページによると、日本のボール占有率は23.7%に過ぎなかった。 精巧なパスワークで敵陣を切り崩す日本特有のスタイルではなかったわけだ。 

アジアカップ公式ツイッターより

サウジアラビアが攻撃を主導し、日本に猛攻を加える形が90分間続いた。日本が前半の早い時間帯に得点に成功したこともあって、サウジアラビアの攻撃は激しかった。 

老練な“ヘディング・マシーン”と呼びたくなる理由

にもかかわらず、日本75分(追加時間を含めて)以上も無失点でしのぐことができた背景には、プレミアリーグのサウサンプトンでプレーする吉田の指揮が大きな役割を果たした。 

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