日本人選手所属のKリーグの江原FCが、残留を決めたのに頭を悩ませているワケ

2020年10月16日 サッカー #Kリーグ
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韓国Kリーグ1部残留を確定させた江原FCが、残りのリーグ戦を控えて悩んでいる。

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江原は、Kリーグ第24節の城南FC戦に勝利したことで、ファイナルB(下位グループ)の6チーム内で最初に1部残留を確定させた。同チームには元横浜FCの日本人選手、中里崇宏(30、DF)も所属している。

残り3節を残した状況で勝ち点30を確保した江原は、残りの試合結果に関係なく来シーズンも1部リーグでプレーする切符を勝ち取った。他の下位チームに比べて気は楽だ。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)江原FC

しかし、現在のチームはスカッドに問題を抱えている。理由として江原は、10月に行われた韓国代表とオリンピック代表によるスペシャルマッチに5人の選手が招集されたことが挙げられる。

江原からはキム・ジヒョン(24、FW)、イ・ヨンジェ(26、MF)、イ・ヒョンシク(24、MF)、キム・ヨンビン(29、DF)がA代表に、イ・グァンヨン(21、GK)がオリンピック代表に選出された。

コンディション調整が難しいシーズン終盤に招集され休息が取れず、今後の体調管理に気を使わなければならない選手が多いなか、負傷者も続出している。

元湘南ベルマーレや柏レイソルのハン・グギョン(30、MF)をはじめ、コ・ムヨル(30、FW)、シン・グァンフン(33、DF)などの主力プレーヤーが故障を抱えており、フルメンバーをピッチに送り出すのは難しい。

だが江原は残留が確定しているので、故障を抱えている選手たちを無理に出場させる理由はない。最終順位も重要だが、今シーズン出場機会を得られなかった選手たちを起用し、来シーズンへの下準備をすることも重要だ。

白熱の残留争いに水を差すことに?

江原は1部残留を決めたため、残りの試合に必要以上に神経を使うことはなくなった。しかし江原より下位のチームは激しい残留争いの真っただ中だ。

現在の下位グループは、9位FCソウル(勝点25)、10位釜山アイパーク(勝点24)、11位城南FC(勝点22)、最下位仁川ユナイテッドFC(勝点21)と、4チームが勝点4差でひしめき合っている。今シーズンは残すところ3試合、最終順位がどうなってもおかしくない状況だ。

江原は残り3試合で、仁川ユナイテッド、FCソウル、水原三星ブルーウィングス(勝点27)と対戦する。最終節の対戦相手である水原は、近い内に1部残留が確定する可能性が高いが、仁川とソウルは状況がどう変化するか予測できない。

江原が残りの試合で力を抜くと、残留争いをしているチームからクレームが飛んでくるかもしれないほど緊迫した状況だ。他チームよりも江原自身の状況が最重要だが、だからといって周りを気にしなさすぎるのも気が引ける難しい立場だ。

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