FK口論で再燃したイ・ガンイン「いじめ」説、バレンシア残留が正しい選択か

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バレンシアのイ・ガンインがフリーキック議論に巻き込まれている。

イ・ガンインは9月20日(日本時間)、ラ・リーガ第2節、セルタとの試合で前半30分頃、チームメートで主将のホセ・ルイス・ガヤと対立した。

イ・ガンインは、ペナルティーボックスの左側近くでチームがフリーキックを得ると、自分が蹴ろうとしてボールを持った。しかしガヤが現れ、自分がキックをするという意思を示した。

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開幕戦からコーナーキックとフリーキックを担当してきたイ・ガンインは退かず、ボールを守った。2人の選手が衝突すると、第3者のダニエル・ヴァスが現れ、ガヤにボールを渡した。イ・ガンインは暗い表情でキッカーをガヤに譲ったが、結果は大失敗だった。

ガヤのキックはゴールポストから大きく外れた。GKがさほど反応しないほど虚脱なシュートだった。

(写真提供=Gtres/アフロ)イ・ガンイン

ガヤは本来フリーキッカーではない。キックがずば抜けているわけでも得点力の高い選手でもないのに、イ・ガンインからボールを奪って機会を逃してしまった。

このような場面はサッカーでよく見られる光景だ。トッテナム・ホットスパーのソン・フンミンも、PKのキッカーを仲間と争ったこともある。

問題は、イ・ガンインとガヤとでは同等な立場にある選手ではないという点だ。

まだ10代のイ・ガンインは絶対的な弱者。一方のガヤはチームの主将としてその立場がしっかりした選手だ。しかもイ・ガンインはすでに昨シーズン、チーム内で「いじめ」に近い待遇を受け、傷ついた。

これに先立ち、マンチェスター・シティに移籍したフェラン・トーレスは、一部のベテラン選手がトーレスやイ・ガンインなどユース上がりの若い選手たちに声をかけず、透明人間扱いをした事実を暴露して話題になったこともある。

あいにくにも、イ・ガンインの意志が尊重してもらえない場面が公開された。

実際、スペインのバレンシア地域メディアの『エルデス・マルケ』は「フリーキックの位置やキックの質を見ると、論理的にはイ・ガンインが蹴るべきだった」という意見とともに、「年長者であるガヤには権威があった」とし、フリーキッカーでもないガヤが年齢を押し出して不適切に蹴る権利を奪ったと遠回しに批判した。

バレンシアのハビー・ガルシア監督は、「2~3人が準備しているフリーキックを誰が蹴るかも決められなかったら、我々のチームの将来はどうなるかわからない。フリーキックを誰が蹴るかが重要なのではない。もっとうまく蹴ることが重要だ」とし、今回の件が論争に発展したことに対して不満を明らかにした。

バレンシアは現在、イ・ガンインとの再契約に力を注いでいる。2022年で終了する契約を2025年まで延長するための交渉が行われている。

イ・ガンインもバレンシアの積極的な態度に移籍意思を撤回し、残留する方向に決めた。しかし尊重されない環境で、イ・ガンインがその潜在力を100%発揮できるかは未知数だ。

それにバレンシアのプレースタイルは、イ・ガンインと合わない部分が多い。イ・ガンインは今季、フリーロールに近いセカンドトップを担当している。主に最前方と2線目に留まるが、バレンシアのビルドアップが円滑でなく、ボールにあまり触れない。それでもこの日、前半45分間で28回のボールタッチを試みて100%のパス成功率を記録したが、前半終了後に交替されられる屈辱も味わった。

開幕戦2アシストの大活躍にもかかわらず、イ・ガンインの立場はなかなか拡大していない。

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