韓国のゴルフ場が“コロナ特需”で利用料を大幅値上げ…「金儲けに重点を置いている」との指摘も

2020年09月13日 ゴルフ
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日本と同じく、韓国でも新型コロナによって旅行会社、航空会社、ホテル業界などが大きな打撃を受けているが、例外もある。ゴルフ場業界だ。

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屋外スポーツをする場所で比較的安全という評判から新型コロナ事態以降、超好況を享受している。まさに“コロナ特需”だ。ただ、一部のゴルフ場が入場料を大幅に値上げしており、ゴルファーからのひんしゅくも買っている。

韓国レジャー産業研究所(所長ソ・チョンボム)が発表した「コロナ事態以降のゴルフ場利用料現況」資料によると、大衆ゴルフ場の平日の入場料は14万1000ウォン(約1万4000円)で、2018年以降、14.9%も急騰した。土曜日の入場料も9.4%引き上げられた。

一方で会員制ゴルフ場の会員平日入場料は5.6%、土曜日の入場料は5.0%の引き上げにとどまっており、大衆ゴルフ場に比べて価格の上昇率が低いことがわかった。

なぜ大衆ゴルフ場の値上げが顕著?

新型コロナの特需に便乗し、ゴルフ場の利用料を大幅に引き上げていることについて、ゴルフ場の社会的責任が不足しているとの指摘が出ている。消費者の不満も広がっている。

韓国レジャー産業研究所のソ・チョンボム所長は、「ゴルフを普及させるために税金を大幅に減免した大衆ゴルフ場の入場料の上昇率が、重課税率の適用を受ける会員制よりも高いということは、ゴルフ場がゴルフの大衆化に関心がなく、ただ金儲けに重点を置いているとの批判を受けるに値する」と指摘した。

地域別では江原(カンウォン)の大衆ゴルフ場の入場料が最も高く上がった。江原の大衆ゴルフ場の平日入場料は15万4000ウォン(約1万5000円)で、2018年以降、21.1%も上がり、土曜日の入場料も12.8%上昇した。上昇率が高い理由は、予約が取れないため首都圏のゴルファーが数多く集まり、会員制から大衆向けに転換したゴルフ場が入場料を引き下げていないからだ。

そのため会員制と大衆ゴルフ場との入場料の差額が大きく減少した。

2011年の入場料の差額は平日5万1700ウォン(約5200円)、土曜日4万9300ウォン(約4900円)だったが、2020年はそれぞれ3万8700ウォン(約3900円)、3万6700ウォン(約3700円)で、2011年に比べて平日28.9%、土曜日21.5%ずつ減少した。これは大衆ゴルフ場が会員制よりも入場料を多く値上げしたからだ。

キャディーフィーも、やはり上昇した。大衆制・会員制の1チーム当たりキャディーフィーは2018年以降、それぞれ6.4%ずつ引き上げられた。特に今年に入って1チーム当たりのキャディーフィーが13万ウォン(約1万3000円)に上がり、ついには15万ウォン(約1万5000円)の場所も高級ゴルフ場を中心に5カ所ある。さらに来年半ばから施行されるキャディーの雇用保険加入義務を理由に、キャディーフィーが追加で1~2万ウォン(約1000~2000円)上がる可能性がある。

ソ・チョンボム所長は、「会員制よりも税金がはるかに少ない大衆ゴルフ場の入場料が、急激に引き上げられていることが理解し難い。ゴルフ大衆化の先頭に立つべき大衆ゴルフ場の無分別な入場料引き上げは、ゴルフ大衆化の障害になっている」と述べた。彼はまた、「キャディーフィーの値上げをきっかけに、ノーキャディーなどキャディーの選択制が広がると予想される」と展望した。

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