バレンシアCFで新しい局面を迎えたイ・ガンイン（19）が、開幕戦の先発出場を控えている。
バレンシアは9月14日4時（日本時間）、スペイン・バレンシアにあるエスタディオ・デ・メスタージャでレバンテUDと2020-2021シーズン、ラ・リーガの開幕戦を行う。新シーズン最初の公式戦では、イ・ガンインの先発出場が予想される。
バレンシア現地メディアである『エル・デスマルケ』は9月10日、イ・ガンインがベスト11に含まれると予想した。
同メディアは、イ・ガンインが4-2-3-1フォーメーションの2列目中央に配置され、攻撃型ミッドフィルダー、あるいはシャドーストライカーの役割を果たすと見通した。最前線にマキシ・ゴメスが位置し、イ・ガンインは事実上のフリーロールプレーヤーとしてチームの攻撃を導く可能性が高い。
イ・ガンインはプレシーズンの試合を通じて、その役割を果たしてきた。昨シーズンまではミッドフィルダーやウィンガーとして起用され、適応に苦労していたが、バレンシアの政策に基づいてイ・ガンインに得意なポジションが与えられた。
バレンシアは移籍を望んだイ・ガンインを引き止めるために、出場時間だけでなく、ポジションまで保証するなど積極的な動きを見せている。イ・ガンインもバレンシアに残り、新たな未来を描くことを決めた。
新シーズンの開幕戦は、イ・ガンインにとって重要な試合となる。バレンシアの選択が間違っていないことを自ら証明しなければならないからだ。2001年生まれとまだ若く、チームの主力としてシーズンを送ったことがないイ・ガンインは、その場で競争力を立証しなければならない。
9月14日に行われるレバンテ戦は、イ・ガンインをしっかりとテストする舞台になりそうだ。
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