米韓オールスター戦が行われていたら、メジャーリーグ選抜としてテキサスのユニホームを着たチュ・シンスの姿を、ソウル高尺スカイドームで見ることができたということだ。
KBO側も「深く論議したが、（米韓オールスター戦は）アジア大会のために立ち消えとなった」と説明する。2018年アジア大会開催期間中にリーグを中断したため、ポストシーズン日程などを考慮すれば、米韓オールスター戦まで行う余力がなかったのだという。
2017年のWBC、そして昨年の米韓オールスター戦の立ち消えと、2度も韓国のファンにその雄姿を見せる機会を逃したチュ・シンス。ただ、だからこそ「プレミア12の1次ラウンドが今年11月に韓国で開かれる」というニュースを聞いて目を輝かせる。
「国が僕を望み、なおかつ仲間たちに会えるのに断る理由などない。条件さえ整えば韓国のファンの前でプレーする喜びを味わいたい」と強調した。
もちろん、テキサス・レンジャーズがワールドシリーズに進出するなどの変数が発生すれば、韓国行きが不発になる恐れもある。
韓国代表チームが彼を望み、所属するテキサス・レンジャーズの同意など、さまざまな状況がぴったり合わなければならないが、チュ・シンスは今も変わらず心の奥底に太極旗を秘めている。
