韓国代表MFイ・ガンインが、主力を多数放出したバレンシアの再建を担う中心選手に期待されているようだ。スペインメディア『スーペル・デポルテ』が報じている。
【注目】韓国は3人。日本は?「欧州を驚かせた10人のアジア人選手」
同メディアは去る8月15日(現地時間)、「新たに就任したハビ・グラシア監督が、イ・ガンインをチーム再建の中心に据えたがっている」とし、「このために可能な限りの措置を取る計画だ」と伝えた。
2019-2020シーズンのラ・リーガを9位で終え、来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグはおろかヨーロッパリーグ出場権も逃したバレンシア。
最近ではフェラン・トーレスやダニ・パレホ、フランシス・コクランなど、これまで主力を張っていた選手たちを多数放出していた。
その一方で、出場機会の低下で移籍説が浮上していたイ・ガンインをチームに慰留。まだ19歳と将来性のあるイ・ガンインを、来シーズンの中心選手へ据えようとしているという。
「最近の練習でイ・ガンインは10番の攻撃的MFの役割を任された。グラシア監督はイ・ガンインが最も手馴れているポジションに起用する勝負手に打って出た」と同メディアは続けると、「イ・ガンインが新たな役割に定着できるかどうかが、新監督体制のバレンシアのプロジェクト成功のカギとなるだろう」と見通した。
前へ
次へ