韓国はパク・チソンら3人。日本勢は?海外メディア選出「欧州を驚かせた10人のアジア人選手」

2020年08月04日 サッカー #欧州サッカー

去る7月29日(日本時間)、インドネシアメディア『Kumparan』が「欧州を驚かせた10人のアジア人選手」と見出しを打ち、欧州各国リーグで活躍したアジア人トッププレイヤー10人を紹介した。

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韓国からはチャ・ボムグン(67)、パク・チソン(39)、ソン・フンミン(28)の3人が選出された。

まず、同メディアはチャ・ボムグンについて「奥寺康彦の1年後にチャ・ボムグンはドイツに降り立った。初めはあまり良くなかったが、最終的には奥寺よりも成功を収めた」と伝えると、アイントラハト・フランクフルトでUEFAカップとドイツカップを制したこと、バイヤー・レバークーゼンで自身2度目のUEFAカップ優勝を果たしたことも付け加えた。

「ファンに愛された“3つの肺”」「現時点で最も偉大で有名なアジア人選手」

パク・チソンについては次のように語られた。

パク・チソン

「パク・チソンよりも成功したアジアのサッカー選手はいない。想像してみてほしい。彼は9年間の欧州でのキャリアで17個のタイトルを獲得した。その一つが、2007-2008シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ優勝だ」

「マンチェスター・ユナイテッドでパクはキャリアのピークに達した。彼はミッドフィールダーとして並外れたスタミナを誇り、戦術面でも聡明さを見せた。彼は“レッド・デビルズ”のファンに大いに愛され、“3つの肺(Three Lungs)”というニックネームも付けられた。2008-2009シーズンにはチャンピオンズリーグ決勝で最初にプレーしたアジア人選手となった」

(ソン・フンミン)

そして、同メディアはソン・フンミンを「現時点で彼よりも偉大で有名なアジア人選手はいない」と絶賛すると、ドイツでプロデビューした彼の経歴を綴りつつ、こう伝えている。

「ドイツ時代の彼はスピードとテクニックに優れるウィンガーに過ぎなかった。だが、今でサッカーの(ほぼ)すべてのことをこなせる完全体に生まれ変わった。そして昨年、パク・チソンに続いてCL決勝に出場した歴代2人目のアジア人選手になった」

日本からも複数選出!

韓国勢以外では、1910年代から1920年代にかけてバルセロナで活躍したフィリピン人選手パウリーノ・アルカンタラ(1896~1964)をはじめ、日本から奥寺康彦(68)、中田英寿(43)、中村俊輔(42)、本田圭佑(34)の4人が選出。ほかにも、イランからアリ・ダエイ(51)とメフディ・マハダヴィキア(43)が選ばれていた。

さらには「そのほかにも重要な選手たち」と、惜しくも10人から外れた各国選手も紹介された。

韓国からはイ・ヨンピョ(43)、チャ・ドゥリ(40)、ソル・ギヒョン(41)、キ・ソンヨン(31)の4人。日本からは三浦知良(53)、小野伸二(40)、稲本潤一(40)、長谷部誠(36)、川島永嗣(37)、森本貴幸(32)、香川真司(31)、久保建英(19)の8人が名を連ねていた。

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