Jリーグ、サガン鳥栖の集団感染に韓国メディアも注目「内部的に大きな問題意識を持っていなかった」

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サガン鳥栖の新型コロナ集団感染によって、Jリーグが非常事態となった。

8月13日、複数の日本メディアは、サガン鳥栖が8月11日に陽性判定を受けた金明輝(キム・ミョンヒ)監督に続き、選手6人、クラブスタッフ3人など計9人が追加で陽性判定が出たと報じた。

【注目】Jリーグと全然違う?韓国Kリーグの新型コロナ対策とは

Jリーグ再開後、最初の集団感染となったサガン鳥栖は、すべての活動を全面中断。選手団とクラブスタッフ全体がしばらく隔離を実施することになり、今後Jリーグ全体のスケジュールへの影響を避けられない見通しだ。

集団感染でJリーグが非常事態に

そもそもサガン鳥栖は8月11日、司令塔である金明輝監督が陽性判定を受けたと伝えていた。続いてチームトレーニングを電撃的にキャンセルし、コーチ陣と選手団、スタッフなど89人がPCR検査を受けた。

(写真提供=松尾/アフロスポーツ)サガン鳥栖の金明輝監督

日本メディアによると、翌日8月12日になって9人に陽性の疑いがあることがわかり、そのうちの発熱と喉の痛みを訴えた3人に抗原検査を実施したところ、選手、スタッフ1人ずつから陽性判定が出た。事態の深刻さを感じたクラブは、残りの7人に対して再検査を実施した。

よりにもよって同日19時には、サンフレッチェ広島とのJリーグカップ戦を控えていた。結局、14時45分頃、クラブはJリーグ事務局、感染症の専門家との緊急連絡を通じて試合を延期することにした。そして16時過ぎ、再検査を受けた7人が最終的に陽性判定を受けた。

サガン鳥栖の竹原稔代表取締役社長はJリーグ村井満チェアマン、サンフレッチェ広島関係者とビデオ会議を進行し、21時頃に記者会見を開いて「結果から見れば起こるべきして起こってしまった」と謝罪した。

“兆候”に対応していなかった現実

それにしてもなぜ集団感染が起きてしまったのだろうか。

Jリーグ事務局は、現地保健所と協力して感染経路を追跡している。ただし竹原社長の言葉の通り、内部的に大きな問題意識を持っていなかった点は少なくない影響を与えたといえる。

Jリーグの新型コロナ対応ガイドラインを見ると、37.5度以上の発熱が2日以上持続した場合、リーグ事務局に報告し、隔離を義務的に行わなければならない。また体調の異常を感じた場合も、自主的な報告と休息を並行するように勧告している。

日本メディアによると、サガン鳥栖は8月1日のFC東京戦を控えて選手団内の1人が発熱症状を見せるなど、兆候が見られていた。そして8月8日の鹿島アントラーズ戦を控え、金監督が急激にコンディションの悪化を見せた。ただ発熱など特別な症状がなく、その試合でもベンチで通常通りに指揮をとった。

しかし翌日の夜、38度の高熱を出した。そうするうちに8月10日午前には正常の体温に回復し、チームのトレーニングに参加したが、再び疲労を訴え、佐賀県の病院に移動してPCR検査を受けた。その結果、新型コロナに感染していたことが発覚した。

現地では、クラブが金監督の状態を注意深く確認し、「万が一の事態に備えなければならなかった」と批判している。一方で自主申告システムをさらに強化しなければならないという声も出ている。

村井チェアマンは「疑いの症状は事実上、自分だけが感じることで、他人が制御するのは難しい部分」とし、「PCR検査の頻度を増やしたり、発熱症状時の検査義務化したりするなど専門家のアドバイスを求めて対応しなければならない」と強調した。先立ってサガン鳥栖と試合した鹿島のコーチ、選手団、スタッフはいずれも陰性判定を受けてリーグ日程を消化している。

サガン鳥栖の集団感染によって、Jリーグはもちろん、韓国Kリーグと中国スーパーリーグも感染予防に対する警戒心がさらに高まると思われる。Kリーグは現在まで、選手、コーチ陣、スタッフを含めて感染者が1人も発生していない。

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